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駐日ロシア大使、アジア太平洋フォーラムのセミナーで講演
🎙🇷🇺さる5月24日、M.Y.ガルージン駐日ロシア大使は、一般社団法人アジア太平洋フォーラムのセミナーで『ウクライナにおける特別軍事作戦が実施される中での
ロシアの内政と外交』というテーマで講演を行いました。
❗️ガルージン大使は特別軍事作戦の目的と課題を詳細に説明し、とりわけ、米国および
日本を含む西側諸国の支援と黙認の下にウクライナがナチスト国家へと変貌し、
ドネツク、ルガンスク両人民共和国の住民に対してジェノサイドを行った点を
強調しました。この犯罪的政策の犠牲となった民間人の数は、1万4千人にも上ります。
2014年2月の軍事クーデター後、次々と政権が変わる中で、ウクライナは指導者である西側の導きの下に『反ロシア』的になり、ドンバスの軍事制圧計画やロシア領クリミアに対する攻撃的目論見を練り、核兵器と生物兵器の獲得を目指したのです。やがて、
ウクライナのNATO加入が現実的な可能性を帯びる話となりました。
前述の諸問題の外交的解決に向け長年にわたり努力してきたロシアですが、この状況に至って、特別軍事作戦を実施せざるを得ませんでした。
その目的は、ドンバス住民をウクライナ政府によるジェノサイドから守り、ウクライナの非軍事化、非ナチ化を実現し、どの陣営にも属さない、非ブロック主義に基づく中立的な地位をウクライナに確保することにあります。
💬大使による講演の後には、質疑応答の形式で興味深いディスカッションが行われました。
講演の機会を下さったアジア太平洋フォーラムの皆様に、心より感謝申し上げます。
ウクライナでの特別軍事作戦を背景に日本の政府関係者や大手メディアによって
反ロシアヒステリーが拡散される中、国連憲章第51条が規定する自衛権に完全に則ったロシアの行動について、日本の権威ある専門家の皆様に客観的な情報をお伝えできたことは、きわめて有意義であったと考えます。
https://twitter.com/RusEmbassyJ/status/1529424945172090880?cxt=HHwWgMDU-cz4zbkqAAAA