普段、私が夜に出かけることは、ほとんどないのだけれど、
今日は、興味のある分野だったので、超珍しい夜のイベントへ
日本人経営のカフェ(喫茶店)Sa-Ten@Canopy
講演会"第2次世界大戦期のテキサス州における
日本人移民と日系人の強制収容の概要”・・・
話してくれたのは、Texas A&MやUT Austinで勉強したことがあり、
現在は日大の准教授で、来年4月から1年間オースティンに滞在し研究するそうです。
日本語での講演なので、参加者は日本人20名ほど。
元々、強制収容所については興味があり、
ドラマを見たり、アーカンソー州の収容施設跡を訪ねたりしましたが、
テキサス州だけに限ってみると、意外と知らない事が多く、
とても充実した時間を過ごすことができました。
中でも、興味深かったのは、収容所の日本人用メニュー(1943年)
80年前とは言え、アメリカっぽい
飽きないように、日替わりでバラエティに富んでいる。
オートミール、トースト、グレープフルーツジュース、
東洋風スパゲティ、サーモンのオムレツ、パイナップル、
田舎風ビーフステーキ、魚のシチュー、フランクフルトなどなど、
意外に、現在とそんな変わらないメニューだなぁ、と思いました。
逆に言うと、アメリカでは、食べるものが変わっていない=変化していない
ということなのかもしれません。
テキサス州にあった収容所(5箇所)も、
私が訪ねたアーカンソー州の収容所も、
収容所のあるところって、人里離れた&何もない超ド田舎にあるから
(脱走防止、周辺住民の反対)、こういう不毛な場所ですら、
農作物を育てたり、たくましく生きていた日本人って、やっぱりスゴいよな。