Round Rock日記

テキサスの田舎でのんびり暮らし。
カロリー消費を目指して、オースティン近郊を今日も走る!

真ん中から東へ進む旅(ど田舎Plainsから大統領編)

2023-04-19 01:35:00 | 旅行

ロードトリップ3日目は、

Montgomery(AL)を出発、

Plains(GA)で観光した後、Columbia(SC)に移動します。

合計で420マイル(=680km)

 

ど田舎のPlains、

最大にして唯一の目玉は、

ジミー・カーター(アメリカ39代大統領)が生まれ育った土地ってこと。

ついでに言うと、大統領退任後も住んでいます

ほとんどの方は、アトランタにあるThe Carter Presidential Centerに行くでしょうが、

我が家はJimmy Carter's Plainsにやって来ました。

PlainsとAtlantaは、160マイル(=260km)離れているから、そこそこ辺鄙な場所。

 

有名人のミュージアム全般に言えることなんですが、

そもそも私たち一般人は、有名になってからのその人は知っている、

知らないのは、有名になるまでの人生どうだったのか?ということ。

過去いくつか、有名人になってからのミュージアム、

なる前のミュージアムの両方に行ったけど、

興味深くて面白いのは、なる前のミュージアムでした。

その人となりが分かって、身近に感じるというか、

こういう生まれ育ちを得て、その後の人生(有名になる)に繋がっている、

と感じることができるんです。

 

さて、カーター大統領の通ったPlains High School(1941年卒)は、

ミュージアム&ビジターセンターになっており、

オバちゃんスタッフに、見どころを説明してもらいました。

見どころが離れているから、車移動しながら見学ですが、

全て小さなPlainsの中に収まっています。

  

大統領の奥さまも、Plainsで生まれ育ち、この高校の卒業生です。

なので、2人とも余生を故郷で過ごしているんですね。

講堂に座って、私と彼2人だけで、ビデオ鑑賞。

 

車で移動し、"Public Housing Unit 9-A”(1953年)。

海軍退役後の2年間、まだ収入が少なかった大統領夫妻が住んでいた、公営住宅です。

今でも現役の、タウンホームみたいな小さな平屋でした。

 

お次は、大統領が生まれ育った"Carter Boyhood Farm”(1922年)。

カーター一家は、ここで、綿花、ピーナッツ、とうもろこし等の野菜、

家畜(豚、鶏、牛)を育てていました。

それらを販売したのは、お父さんのお店"Carter Commissary”。

 

 

カーター一家のお家"Carter Boyhood Home(1928年)”

田舎の素朴な家という印象。

 

当時このあたりの一般的な家かと思ったら、

ご近所に住むお友だちの家(黒人)が全然違う

カーター家が家だとすれば、こっちは小屋に毛が生えたようなもので、

一緒に遊んだり仲良しだったものの、白人と黒人の差は歴然。

 

 

Plainsの小さなメインストリート。

 

そこにあるのが"Plains Depot(1888年)”、

1976年、カーター大統領が、大統領選に出馬したときの、選挙事務所(本部)、

すでに閉鎖されていた駅舎を、選挙事務所として利用したとか。

  

 

他にも、大統領の奥さまの生まれ育った家や、

大統領が生まれた病院や(1924年誕生)、夫妻が通っている教会や、

何でもかんでも、ここPlainsにギュギュっと詰まって、見どころ満載です

行くのも帰るのも面倒だけど、わざわざ行ってよかった断言しまーす。

 

 

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