成城学園前(小田急線)、
閑静な住宅地で目の保養をしながら歩くこと15分で到着したのは、
"成城四丁目「発明の杜」市民緑地”。
世田谷区に大きな土地を持っているものの、
場所が場所だけに維持管理(相続を含む)が大変、
でも自宅のみどりは守りたい・・・自然な思いではあります。
そして、世田谷区も無秩序な開発は避けたいでしょうし、
環境&身近な自然を守っていきたい、
そんな思いに応えたのが、市民緑地制度です。
現在、世田谷トラストまちづくり(一般財団)が、16箇所の市民緑地に携わっています。
その一角にあるのが、"樫尾俊雄発明記念館”。
カシオ計算機の設立者である、樫尾俊雄さんの自宅です。
自宅なので、ごく普通の玄関です、ピンポンして入りましょう(要予約)。
国分寺崖線上に建てられた自宅、
段差があるため、崖上部の1階と崖下部の2階が、階段で繋がっています。
私の予約した時間は、私1人だったので、
案内してくれた方を独り占めして、質問し放題&おしゃべりし放題(ゼータク)。
見学は、らせん階段のあるエントランスから入って、
・発明の部屋(計算機)
・数の部屋(電卓)
・音の部屋(楽器)
・時の部屋(腕時計)
と続きます。
分野別に部屋が分かれているのが分かりやすいです。
製品について、開発の流れや話を聞いたり&ビデオを見たり、
リレー式計算機(1957年発売)は、実際に操作して、仕組みを教えてくれました。
最後は、想像の部屋(発明)。
6歳でエジソンに憧れ、多くの発明をした樫尾俊雄さん、
このお部屋で多くのアイディアが生まれたんでしょうね