地下鉄駅見物の後は、プロスペクト・ヴェルナーツカヴァ(проспект Вернадского)沿いにある映画館「ズヴェズダー(Звезда)」に寄りました。夕方から、映画「イロニヤ・スジブィ・プラダルジェーニエ(Ирония судьбы продолжение)」が公開されていたからです。
イロニヤ・スジブィは日本でも「運命の皮肉(1975年制作)」という作品名で紹介されかなり有名。その続編ということもあって、以前から話題作として挙げられていました。
「運命の皮肉」では、監督はE.リャザノフ、登場人物はルカーシン(A.ミフコフ)、ナジェージダ(B.ブリリスカ)、イポリット(Y.ヤコブレフ)といった、今では大御所の役者ぞろい。
「続・運命の皮肉」では、監督は「ナイト・ウォッチ」で有名なT.ベクマンベトフが指揮を執り、俳優に、上記3名の他、コースチャ(K.ハベンスキー「ナイト・ウォッチ」主演で有名)、ナージャ(E.バヤールスカヤ)ら豪華メンバー。前編の監督リャザノフは、飛行機の乗客役で登場しています。
音楽では、A.プガチョワやK.オルバカイテなど有名アーティストが参加しています。
T.ベクマンベトフ氏の作品といえば、フンダンに採用する特撮シーンや、彼方此方にメーカーのトレードマークや広告を見せる手法が有名ですが、ここではスポンサーとして携帯電話製造メーカーのNokiaや携帯電話通信会社のBeeline、世界の自動車メーカーのTOYOTAが協力していますので、それもしっかり見てくださいね。
前編では、大晦日の晩に仲間によってベロベロの酩酊状態になるまで呑まされた上に、飛行機でモスクワからレニングラード(現サンクトペテルブルク)に送り出されてしまったルカーシンが、イポリットとの婚約を控えていたナジェージダの家に転がり込んでしまったために起きた大逆転ラブコメディーである。
後編つまり「続・運命の皮肉」では、ルカーシンの息子コースチャが酩酊状態になるまで呑まされて、ナジェージダの娘でありイラクリとの婚約を控えたナージャの家に転がりこんでしまったために起きた大逆転ラブコメディーとなっている。
転がり込んでしまった理由は、住所が市名以外同一であったため。ルカーシンはモスクワ市第3ストロイーチェレイ通り25番12号、ナジェージダはレニングラード市第3ストロイーチェレイ通り25番12号。
つまり、ルカーシンが自分の家だと思って千鳥足で辿りづいたところが、別人の家だったわけです。
そして続編では自分達の子供が住むようになったために、ハプニングまた起きてしまったのである。
このほかにもロシアの通りは、レーニン大通り、カールマルクス通りなど、各市に同一名の通りを配したところが多いところにヒントを得て、映画が誕生したのでしょうね。
ハラショー!!!GOOOOOOOOD!!!とっても面白かったです!!!
イロニヤ・スジブィは日本でも「運命の皮肉(1975年制作)」という作品名で紹介されかなり有名。その続編ということもあって、以前から話題作として挙げられていました。
「運命の皮肉」では、監督はE.リャザノフ、登場人物はルカーシン(A.ミフコフ)、ナジェージダ(B.ブリリスカ)、イポリット(Y.ヤコブレフ)といった、今では大御所の役者ぞろい。
「続・運命の皮肉」では、監督は「ナイト・ウォッチ」で有名なT.ベクマンベトフが指揮を執り、俳優に、上記3名の他、コースチャ(K.ハベンスキー「ナイト・ウォッチ」主演で有名)、ナージャ(E.バヤールスカヤ)ら豪華メンバー。前編の監督リャザノフは、飛行機の乗客役で登場しています。
音楽では、A.プガチョワやK.オルバカイテなど有名アーティストが参加しています。
T.ベクマンベトフ氏の作品といえば、フンダンに採用する特撮シーンや、彼方此方にメーカーのトレードマークや広告を見せる手法が有名ですが、ここではスポンサーとして携帯電話製造メーカーのNokiaや携帯電話通信会社のBeeline、世界の自動車メーカーのTOYOTAが協力していますので、それもしっかり見てくださいね。
前編では、大晦日の晩に仲間によってベロベロの酩酊状態になるまで呑まされた上に、飛行機でモスクワからレニングラード(現サンクトペテルブルク)に送り出されてしまったルカーシンが、イポリットとの婚約を控えていたナジェージダの家に転がり込んでしまったために起きた大逆転ラブコメディーである。
後編つまり「続・運命の皮肉」では、ルカーシンの息子コースチャが酩酊状態になるまで呑まされて、ナジェージダの娘でありイラクリとの婚約を控えたナージャの家に転がりこんでしまったために起きた大逆転ラブコメディーとなっている。
転がり込んでしまった理由は、住所が市名以外同一であったため。ルカーシンはモスクワ市第3ストロイーチェレイ通り25番12号、ナジェージダはレニングラード市第3ストロイーチェレイ通り25番12号。
つまり、ルカーシンが自分の家だと思って千鳥足で辿りづいたところが、別人の家だったわけです。
そして続編では自分達の子供が住むようになったために、ハプニングまた起きてしまったのである。
このほかにもロシアの通りは、レーニン大通り、カールマルクス通りなど、各市に同一名の通りを配したところが多いところにヒントを得て、映画が誕生したのでしょうね。
ハラショー!!!GOOOOOOOOD!!!とっても面白かったです!!!