ムルマンスク便り

-夏の完全白夜、冬のオーロラ- ロシア連邦北西部にあり北極圏最大都市ムルマンスク市(ムールマンスク)の現地情報をお届け。

モスクワ⇔ムルマンスク1965kmの旅(16)

2008-02-04 15:02:16 | ムルマンスク⇔モスクワ 1965kmの旅
前回のお話に続くようでくどいかもしれませんが、UFOや超常現象を、日本人の皆様は信じますか?ウン年前は空前絶後の大ブームでしたが、今はウンと下火になってしまいました。

しかしロシアでは結構根強く(?)続いています。
DTVテレビ(ДТВ)では、毎週こういった不思議現象を紹介する番組があります。

そしてロシアには不思議現象に取り組む大きな団体があります。それがコスモポイスク(КОСМОПОИСК)です。ロシア全土だけでなく世界各地にも支部があります。

モスクワのナガーチンスカヤ通り(ул. Нагатинская)沿いに本部があります。写真の髭を蓄えたエキセントリックな風貌の紳士が、会長のチェルノブローフ氏。

この日、友人に頼まれたCDを手渡しに本部を訪れました。本部、とはいってもまるで部活動の部室みたいな感じです。チェルノブローフ氏はコスモポイスクの活動の様子を語ってくれました。夏場を中心に自然探検をして、興味深い不思議現象があれば調査研究します。キスティームで発見された矮小人のミイラとか、上空で見かけたUFOとか、ツングースで起きた大森林災害・・・・・・など。

また彼は、日本から取材に来た出口昌男プロデューサーとの付き合いが長く、彼が出版したという不思議現象を紹介した最新本を見せてもらいました。

あの日にかえって空前絶後の大ブームを懐かしみたい方、書店かインターネットでお買い求めください。

注釈)
写真左上:コスモポイスク、チェルノブローフ会長
写真右上:出口昌男氏が執筆した最新本「極北ロシアの超常事件ファイル」
写真中央:ロシア・キスティームで発見された矮小人のミイラ。日本のテレ朝で放映されたもの。

(つづく)