ムルマンスク便り

-夏の完全白夜、冬のオーロラ- ロシア連邦北西部にあり北極圏最大都市ムルマンスク市(ムールマンスク)の現地情報をお届け。

列車内で生活<初日目>

2008-07-17 06:31:37 | ムルマンスク⇔ソチ 3866kmの旅
 絵は、列車内外の様子と停車駅(右側)を紹介しています。
 停車駅の順に、初日目(淡ピンク色)、二日目(淡黄色)、三日目(淡緑色)、四日目(淡水色)で色分けしてみました。

 13駅停車。ムルマンスクからカンダラクシャ経由でイデリまで進みました。カレリア自治共和国の真ん中まででしょうかね。途中、15分以上停車する駅は以下のとおりでした;カンダラクシャ(15)、ケミ(15)。※カッコ内は停車時間、単位は分。
始発駅のムルマンスクではまだ薄手のダウンジャケットを着ないと肌寒かったです。

 しかし、カレリアの入口・カンダラクシャに着いたときは春真っ盛りの暖かい陽気と晴天に恵まれました。

 車内はまあ狭かったですが、ほどほどに暖房がかけられ過ごしやすくなっています。4人部屋コンパートメントで過ごしました。男性専用でも女性専用でもなく、クラス内では最も安価の共用コンパートメントです。
 コンパートメントには上下2台合計4台の簡易ベッドが設置されています。筆者は下段をチョイス。
 一般に下段は天井が低いので、チビちゃん向き。上段は天井が高いので、ノッポさん向き。
 下段は、重いベッドを持ち上げると下に収納スペースがあり、そこにトランクなどを納めます。
 上段は、廊下天井の上にあたるところに収納スペースがあり、そこにトランクなどを納めます。

 この頃はまだ昼も夜も明るく眩しかったです。さすが北極圏。

写真(上から):
1)ムル駅にて列車の様子。「アドレル-ムルマンスク」と行先表示がされています。
2)カンダラクシャ駅の駅舎。駅舎は小ぶりだけど煉瓦色で美しく、まわりは春の緑に溢れていました。
3)カンダラクシャ駅のタンポポです。当時ムルのタンポポはまだ蕾でした。
4)陸橋から見たケミ川。