ムルマンスク便り

-夏の完全白夜、冬のオーロラ- ロシア連邦北西部にあり北極圏最大都市ムルマンスク市(ムールマンスク)の現地情報をお届け。

パスハの準備OK?

2008-04-26 23:59:50 | 様々な話題
4月27日(日)はロシア正教のパスハ祭(英:イースター祭)です。
日にちはロシア正教カレンダーにより毎年違いますが、大体4月最終週日曜に実施するようになっています。

日曜日を迎えるまでの一週間を「受難の一週間」と呼び、特に木曜日は「洗足の木曜日」、金曜日は「受難の金曜日」、土曜日は「聖大土曜日」、そして日曜日は「キリスト復活の日曜日」と呼ばれるそうです。

敬虔な信者はこの一週間、肉類や酒類を摂取しません。豆製のモドキ肉や野菜果物などを摂取し、キリストに忠誠を示し、日曜日の復活まで我慢します。

パスハに合わせて、色とりどりの卵を作りました(写真)。作り方はいたってカンタン。

燻製卵のように暗褐色の卵は、茶色い卵と玉ねぎの外皮を一緒に茹でることで出来ます。
カラフルな卵は、白い卵を予め茹でておいて、酢入り顔料の中にしばらく漬けると出来ます。
青装飾が美しい卵は、プリントされたパスハ用フィルムを白ゆで卵に着せて、お玉に載せ、熱湯の中にさっと潜らせます。

×作られた卵とクリーチは日曜まで食べてはいけません×

筆者はノンポリ&ノンレリーギヤな大飯食らいなので、キリスト復活よりも、色とりどりの卵や購入したクリーチの方が気になり、思わずガン見。

信仰より団子


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お久し振りです (ネズナイカ)
2008-05-02 18:28:54
MOPAさん 知り合いのロシア人に聞いたら、パスハはロシア人にとってクリスマスより重要だそうです。ところでこの季節ロシアでは、スキンヘッドが暴れ回る季節でもあったはずですが、ムルはモスクワなどと違い大丈夫なのでしょうか?
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Unknown (ネズナイカ)
2008-05-03 03:27:50
お久しぶりです。カキコありがとうございます。

クリスマスは「キリスト誕生」という意味で大事といえば大事ですが、このときまだ神性が出ていませんでした。一方パスハは、やはり「キリスト復活」という意味で重要なのでしょうかね。

ムルも移民が多くなりました。多くはアゼルバイジャン人やアルメニア人などのコーカサスに人です。移民局に行くと、彼らで犇めきあってます。

となると外国人排斥の動きもあるのでは、ということがやはり心配されますが、外国人を嫌うスキンヘッドの類の活動は、ムルでは聞いていません。あれば真っ先にコーカサス人が被害に遭っているでしょう。
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あれ? (MOPA)
2008-05-03 03:48:31
私のコメントなのに↑うっかりネズナイカって書いてしまった。申し訳ない
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