日本時間5月3日にAFP通信がムルマンスク州関連のニュースを出しましたので、詳細をお伝えします。
ムルマンスク州を含む北極圏の地域は、プーチン大統領の肝入りプロジェクト「北極海航路」に指定されています。
ベロカメンカ(Белокаменка)は、ムルマンスク市から直線距離で12-13kmぐらい離れていて、人口が100人を切る小さな村です。
ここではロシアの企業ノヴァテク(НОВАТЭК)を中心に系列の建設会社ヴェロストロイらと共にプラント建設が進んでいました。プラント建設に数千~数万人が投入されています。
4月15日頃ガソリン運搬トレーラーを運転していた作業員が、自身に新型コロナウイルスが伝染しているのにも拘らずこの建設現場に入り、不覚にも広範囲に撒き散らしてしまったのが、事の発端です。この建設現場では出入りのチェックはそれまで行われておらず、誰でも入れる状態だったと言われてます。
一人の感染者から毎日100人単位で増えていき、ホットスポットとなってしまいました。このため現在では、感染者数が千数百人、ロシア連邦内での感染者数TOP5に同州がランクインするまでになりました。
最新のニュースでは、系列会社から派遣された女性清掃員が亡くなりました。2回の検査で陰性判定されていましたが、基礎疾患(心筋症)持ちでした。
クルーズ船「プリンセス・アナスタシア号」が病院船として派遣され、近くベロカメンカの岸に繋留されます。
ムルマンスク州を含む北極圏の地域は、プーチン大統領の肝入りプロジェクト「北極海航路」に指定されています。
ベロカメンカ(Белокаменка)は、ムルマンスク市から直線距離で12-13kmぐらい離れていて、人口が100人を切る小さな村です。
ここではロシアの企業ノヴァテク(НОВАТЭК)を中心に系列の建設会社ヴェロストロイらと共にプラント建設が進んでいました。プラント建設に数千~数万人が投入されています。
4月15日頃ガソリン運搬トレーラーを運転していた作業員が、自身に新型コロナウイルスが伝染しているのにも拘らずこの建設現場に入り、不覚にも広範囲に撒き散らしてしまったのが、事の発端です。この建設現場では出入りのチェックはそれまで行われておらず、誰でも入れる状態だったと言われてます。
一人の感染者から毎日100人単位で増えていき、ホットスポットとなってしまいました。このため現在では、感染者数が千数百人、ロシア連邦内での感染者数TOP5に同州がランクインするまでになりました。
最新のニュースでは、系列会社から派遣された女性清掃員が亡くなりました。2回の検査で陰性判定されていましたが、基礎疾患(心筋症)持ちでした。
クルーズ船「プリンセス・アナスタシア号」が病院船として派遣され、近くベロカメンカの岸に繋留されます。
会話した時に飛ぶつばの細かな飛沫でも強いウイルスを含んでいるそうです。
ドイツにいる息子にマスクを送ると言ったら断られましたが、今はマスク無しの外出は禁止されているようで、自分たちでマスクを縫っています。
日本では連休明けまで学校が休む予定でしたが、5月いっぱい休校に延長される予定です。
君子危うきに近寄らずです。感染にご注意ください。