ムルマンスク便り

-夏の完全白夜、冬のオーロラ- ロシア連邦北西部にあり北極圏最大都市ムルマンスク市(ムールマンスク)の現地情報をお届け。

ワタシを待って!

2008-05-14 07:57:05 | 様々な話題
5月13日、日本語教室の授業が終わり外へ出ると、雪がコンコン降っていました。もう5月半ばだって言うのに。春よ~♪遠き春よ~♪瞼閉じればそこにぃ~♪


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その前日の夕刻。18時20分から1TVで放送されていたЖди меня(ワタシを待って)」という番組を観ていました。

Жди меня」という番組は、1TVが誇る強力なマスメディアを使い、行方不明になった親類友人知人を探し出すと言うもの。日本で言うところの「奇跡の扉 TVのチカラ」や「嗚呼!バラ色の珍生!!」みたいな番組です。

2000年位から放送を開始して以来、250,000通もの捜索依頼が寄せられ、既に7,000人を超える行方不明者を探し出したという素晴らしい実績つき。公開捜査サイト、公開捜査新聞「Жди меня」や、Жди меня専用キオスク(モスクワのカザンスキー駅)もあるらしい。←モスクワ在住の方、これ本当なんですか?

さて私が観たその番組ですが。

クライアントさんは年配女性。やはり行方不明になった娘を探して欲しいというものでした。すると次の展開に思わずビックリ。カウンセラー役の恰幅のいいオジサンはスウェーデンで実施されたファッションショーのVTRを見せ、
「このモデルの中に貴女の娘さんがいるんですよ。貴女のお嬢さんはスウェーデンでモデルとして活躍していらっしゃるんです!

この思わぬ展開に観客も騒然。そしてビックリな展開はなお続く。
「そのお嬢さん、現在タイにいますが、そのお嬢さんと今電話が繋がっています・・・!
・・・・世界規模です。いくらなんでもありえねぇー!ヤラセぢゃないのかぃ?

電話に娘さんらしき声が。超遠距離電話のせいか、あるいは超遠距離電話を装っているのか、何度も返答しなかったり、一方的にぺらぺら喋ったり。そんな調子だったので、最初
「ワタシの可愛い、ワタシの大事な○○ちゃん・・・どうして貴女そんなところへ・・・」
と嗚咽していた年配クライアントさんも、仕舞いには
「○○ちゃん、アンタはもうどうして人の言うことが聞けないの!
と怒り出す始末。

やっぱりありえないと思うのですが。ヤラセだと思うのですが。


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