ロシアの漢たちは、ほんと釣りが大好きですね。
夏は川や海で、冬だって氷上フィッシングを楽しみます。
そういや、最近ムルマンスクで変わった出来事がありました。
今年9月から10月中旬頃にかけて、コラ湾に異様に大量のニシンが遊泳していたそうです。
原因はまだわかってませんが、恐らくメキシコ湾流の影響だろうと言われています。いつもは釣れないのに、不思議です。
ムルの釣り愛好家から瞬く間にその噂は広まり、ムルの漢たちはこぞってその思いがけない海からの恵みを存分に受け楽しんでいました。
どんだけ大量だったのかと申しますと・・・
証言1
釣り経験ゼロの人が、飛ばしサビキ釣りを仕掛けてすぐに、すべての釣針にニシンがびっしり掛かった。
※飛ばしサビキ釣り・・・一本の釣り糸に複数の釣針を枝状につける方法。この時の餌は擬似餌だったそうな。
証言2
3キロ位も釣れちゃった~。
※個人お持ち帰りの限界量か、3キロで飽きるのか。限界なければもっと釣れたのかもしれません。
証言3
ビニール袋3袋分も釣れちゃった~。
※ビニール袋の大きさを両腕で模してましたが、20リットル位の大きさのようでした。
知り合いが勤めている船舶修理工場の従業員たちは、アフター5にコラ湾にある自社空きドック(浮き式)にやおら集まり、晩御飯用やウォッカの肴用に、黙々と漁っていたそうな。
もーーーいくら「5時過ぎたからOK♪」だからといって、社内で釣り楽しんじゃうのは~~~。
呑気なんだなあムルマンチャーネ。
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夏は川や海で、冬だって氷上フィッシングを楽しみます。
そういや、最近ムルマンスクで変わった出来事がありました。
今年9月から10月中旬頃にかけて、コラ湾に異様に大量のニシンが遊泳していたそうです。
原因はまだわかってませんが、恐らくメキシコ湾流の影響だろうと言われています。いつもは釣れないのに、不思議です。
ムルの釣り愛好家から瞬く間にその噂は広まり、ムルの漢たちはこぞってその思いがけない海からの恵みを存分に受け楽しんでいました。
どんだけ大量だったのかと申しますと・・・
証言1
釣り経験ゼロの人が、飛ばしサビキ釣りを仕掛けてすぐに、すべての釣針にニシンがびっしり掛かった。
※飛ばしサビキ釣り・・・一本の釣り糸に複数の釣針を枝状につける方法。この時の餌は擬似餌だったそうな。
証言2
3キロ位も釣れちゃった~。
※個人お持ち帰りの限界量か、3キロで飽きるのか。限界なければもっと釣れたのかもしれません。
証言3
ビニール袋3袋分も釣れちゃった~。
※ビニール袋の大きさを両腕で模してましたが、20リットル位の大きさのようでした。
知り合いが勤めている船舶修理工場の従業員たちは、アフター5にコラ湾にある自社空きドック(浮き式)にやおら集まり、晩御飯用やウォッカの肴用に、黙々と漁っていたそうな。
もーーーいくら「5時過ぎたからOK♪」だからといって、社内で釣り楽しんじゃうのは~~~。
呑気なんだなあムルマンチャーネ。
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外套を着たニシン(Селёдка под шубой)
(美しい写真)http://b.foto.radikal.ru/0606/6fab35f420ea.jpg
【材料】
ニシン(骨腸などを除去し、肉をこま切り) 300g
ジャガイモ(下茹でし皮を剥き、卸し金で荒く卸す) 300g
ニンジン(下茹でし皮を剥き、卸し金で荒く卸す) 300g
ビーツ(下茹でし皮を剥き、卸し金で荒く卸す) 300g
リンゴ(卸し金で荒く卸す) 300g
玉ねぎ(みじん切りして熱湯を注ぎ10分放置) 150g
マヨネーズ お好みで
【作り方】
1)大きな平皿にジャガイモを載せ広げる。上からマヨネーズを塗る。
2)ニシンを均等に載せる。上からマヨネーズを塗る。
3)玉ねぎを均等に載せる。
4)ニンジンを均等に載せる。上からマヨネーズを塗る。
5)リンゴを均等に載せる。上からマヨネーズを塗る。
6)ビーツをを均等に載せる。
※ゆで卵(みじん切り)やクルミなどをトッピングに載せるのも良い。
(参考)http://www.say7.info/cook/recipe/182-Seledka-pod-shuboy.html
ニシンのマリネ(Селёдка в маринаде)
(美しい写真)http://solynka.ucoz.ru/_ph/48/120220180.jpg
【材料】
ニシン(骨腸などを除去し、肉をそぎ切り) 2尾
ゆで卵(黄身と白身を分ける) 3個
玉ねぎ(輪切り) 2個
植物油 200cc
酢 大さじ1
砂糖 大さじ1
【作り方】
1)深皿に玉ねぎとニシンを交互に載せる。
2)別の小皿に黄味と砂糖をフォークなどで潰しながら混ぜ、植物油と酢を注いで混ぜる。
3)白身はみじん切りにする。
4)(1)に(2)を注ぎ入れる(暫く放置した方が味が滲みます)。
5)(4)の上に(3)を散りばめる。
(参考)http://baltic-berega.narod.ru/kambuz/silke/zivis.html
塩漬けニシン(Селёдка соленая)
【材料】
ニシン(骨腸などを除去し、肉を輪切り) 2尾
玉ねぎ(半輪切り) 2個
植物油 200cc
塩 適宜
【作り方】
1)ニシンをよく洗い、塩をよく刷り込み2時間放置する。
2)(1)をよく洗い、深皿に玉ねぎと一緒に敷き詰める
3)植物油を注いで30分~半日冷蔵庫に寝かす。
(参考)http://www.koolinar.ru/recipe/view/51454
・・・なんだか身欠きにしん蕎麦食べたくなってきました。今度ニシンが入手出来たら、作るか。
本州北部はムルと気候似てるのですかね。
さてご質問の件。
ムルマンスク沖(正確に言うとバレンツ海沖?)には、下記のようなオトトが遊泳しているようです。
・サケ(ショームガ;сёмга)
・マス(ラソースィ;лосось)
・カラフトマス(ガルブーシャ;горбуша)
・オヒョウ(パウトゥース;палтус)
・ヒラメ(カンバラ;камбала)
・ニシン(セリディ;сельдь)
・サバ(スクンブリア;скумбрия)
・タラ(トレスカ;треска)
・メルルーサの親戚(ヘク;хек)
・コダラ(ピクシャ;пикша)
・コマイ(プタッスー;путассу)
・極東コマイ(ナヴァガ;навага)
・カラフトシシャモ(モイヴァ;мойва)
など。
あと数年前、バレンツ海沖でタラバガニが異常発生して、生態系が乱れるのではと危惧されましたが、今はどうなんでしょ。ь