2014年11月に、ムルマンスク州各地に出現したオーロラの様子です。
9月10月に引き続き、太陽風磁場の振れもよく、太陽活動が活発でした。
4-8日と16-17日にかけて中・大規模フレアが発生しました。
上記期間中そして前後数日、太陽風が高速になりました。
CMSが8日と30日頃発生したようです。
太陽風磁場が11月末を除く毎日、よく南向きに振れました。
10月の平均黒点相対数は70.1でした。
掻き集めた写真数が78枚でした。先月先々月よりグッと減りました。ムルマンスク州では、11月は降雪シーズンです。太陽が絶好調でも地球の天気が芳しくないと、オーロラは観られません。
現地の観天望気で「ムルマンスク州中部にあるヒビノ山脈の北側の天気が悪いと、南側は晴れ。南側が悪いと、北側は晴れ。」というのがあるそうです。ムルマンスク州の彼方此方に住む素晴らしい写真家が不撓不屈のオーロラハンティングしてくれているお蔭で、曇天雨天で涙を飲むことがなく当月もオーロラを弊ブログで紹介できます。大感謝です。
1日中太陽が昇らない極夜期間は、1月12日頃終わります。本報告を公開の頃は、ムルマンスク州はすでに太陽を拝めています。
▲ 2014年11月4日
左:市上空にとぐろ巻くオーロラinムルマンスク市(K Kalinin)
中と右:住宅街に襲い掛かるオーロラinムルマンスク市(N Sharapenko)
▲ 2014年11月6日
澄みきった漆黒の闇に舞うオーロラinセヴェロモルスク市(L Trifonova)
▲ 2014年11月7日
キャビン外に広がる大パノラマatムルマンスク州中部上空(S Korotkiy)※宇宙天気ニュース(2014年11月19日付)に掲載されました。
▲ 2014年11月8日
左:凍てつく湖面に映えるオーロラinキーロフスク市(V Dziganov)
右:色濃く撓るオーロラinテリベルカ村(L Trifonova)
▲ 2014年11月10日 左から
一番目:雲上から透けるオーロラinオレネゴルスク市(V Batavin)
二番目:廃墟の上にinモンチェゴルスク市(I Matveev)
三番目:夜更けの村にひっそりと・・・inテリベルカ村(L Trifonova)
四番目:アパチット市の町明かりとオーロラinアパチット市(R Goryachiy)
▲ 2014年11月13日
地平線ぎりぎりinモンチェゴルスク市(I Matveev)
▲ 2014年11月14日
山向こうで渦巻くオーロラinカンダラクシャ市(I Prozorov)
▲ 2014年11月15日
オーロラの森へまいりましょうinセヴェロモルスク市(L Trifonova)
※左から2番目の写真が宇宙天気ニュース(2014年11月19日付)に掲載されました
▲ 2014年11月18日
上段:急ぐ雲にゆらりオーロラinムルマンスク市(V Novikov)
下段:大きく広がる夜空に縦横無尽に広がるオーロラinモンチェゴルスク市(I Matveev)※最右の写真が宇宙天気ニュース(2014年11月19日付)に掲載されました
▲ 2014年11月19日
静かな湖畔の森の影からもう少し起きててとオーロラが舞うinカネンチヤヴル村(L Trifonova)
▲ 2014年11月21日
上段:雪化粧の針葉樹林の上をinオレネゴルスク市(V Batavin)
下段:夜空に架かった深緑の橋inモンチェゴルスク市(I Matveev)
▲ 2014年11月23日
夜空を大きく包むオーロラinセヴェロモルスク市(E Morchanovskiy)
▲ 2014年11月24日
夜空を七色に焦がすようなオーロラinセヴェロモルスク市(L Trifonova)
▲ 2014年11月27日
淡く柔らかくinカンダラクシャ市(I Prozorov)
▲ 2014年11月28日
上段:闇夜が緑の光に溢れてinムルマンスク市(A Vasiliev)
下段:十字架に舞い降りてきた大翼の使者inセヴェロモルスク市(L Trifonova)
▲ 2014年11月29日
オーロラ狩りを終えて一服inセヴェロモルスク市(L Trifonova)
▲ 2014年11月30日
上段:押し寄せるオーロラを迎え撃つinムルマンスク市郊外(A Vasiliev)
下段:湖の向こうに立ち上るオーロラinカンダラクシャ市(I Prozorov)
ブログランキング【くつろぐ】
9月10月に引き続き、太陽風磁場の振れもよく、太陽活動が活発でした。
4-8日と16-17日にかけて中・大規模フレアが発生しました。
上記期間中そして前後数日、太陽風が高速になりました。
CMSが8日と30日頃発生したようです。
太陽風磁場が11月末を除く毎日、よく南向きに振れました。
10月の平均黒点相対数は70.1でした。
掻き集めた写真数が78枚でした。先月先々月よりグッと減りました。ムルマンスク州では、11月は降雪シーズンです。太陽が絶好調でも地球の天気が芳しくないと、オーロラは観られません。
現地の観天望気で「ムルマンスク州中部にあるヒビノ山脈の北側の天気が悪いと、南側は晴れ。南側が悪いと、北側は晴れ。」というのがあるそうです。ムルマンスク州の彼方此方に住む素晴らしい写真家が不撓不屈のオーロラハンティングしてくれているお蔭で、曇天雨天で涙を飲むことがなく当月もオーロラを弊ブログで紹介できます。大感謝です。
1日中太陽が昇らない極夜期間は、1月12日頃終わります。本報告を公開の頃は、ムルマンスク州はすでに太陽を拝めています。
▲ 2014年11月4日
左:市上空にとぐろ巻くオーロラinムルマンスク市(K Kalinin)
中と右:住宅街に襲い掛かるオーロラinムルマンスク市(N Sharapenko)
▲ 2014年11月6日
澄みきった漆黒の闇に舞うオーロラinセヴェロモルスク市(L Trifonova)
▲ 2014年11月7日
キャビン外に広がる大パノラマatムルマンスク州中部上空(S Korotkiy)※宇宙天気ニュース(2014年11月19日付)に掲載されました。
▲ 2014年11月8日
左:凍てつく湖面に映えるオーロラinキーロフスク市(V Dziganov)
右:色濃く撓るオーロラinテリベルカ村(L Trifonova)
▲ 2014年11月10日 左から
一番目:雲上から透けるオーロラinオレネゴルスク市(V Batavin)
二番目:廃墟の上にinモンチェゴルスク市(I Matveev)
三番目:夜更けの村にひっそりと・・・inテリベルカ村(L Trifonova)
四番目:アパチット市の町明かりとオーロラinアパチット市(R Goryachiy)
▲ 2014年11月13日
地平線ぎりぎりinモンチェゴルスク市(I Matveev)
▲ 2014年11月14日
山向こうで渦巻くオーロラinカンダラクシャ市(I Prozorov)
▲ 2014年11月15日
オーロラの森へまいりましょうinセヴェロモルスク市(L Trifonova)
※左から2番目の写真が宇宙天気ニュース(2014年11月19日付)に掲載されました
▲ 2014年11月18日
上段:急ぐ雲にゆらりオーロラinムルマンスク市(V Novikov)
下段:大きく広がる夜空に縦横無尽に広がるオーロラinモンチェゴルスク市(I Matveev)※最右の写真が宇宙天気ニュース(2014年11月19日付)に掲載されました
▲ 2014年11月19日
静かな湖畔の森の影からもう少し起きててとオーロラが舞うinカネンチヤヴル村(L Trifonova)
▲ 2014年11月21日
上段:雪化粧の針葉樹林の上をinオレネゴルスク市(V Batavin)
下段:夜空に架かった深緑の橋inモンチェゴルスク市(I Matveev)
▲ 2014年11月23日
夜空を大きく包むオーロラinセヴェロモルスク市(E Morchanovskiy)
▲ 2014年11月24日
夜空を七色に焦がすようなオーロラinセヴェロモルスク市(L Trifonova)
▲ 2014年11月27日
淡く柔らかくinカンダラクシャ市(I Prozorov)
▲ 2014年11月28日
上段:闇夜が緑の光に溢れてinムルマンスク市(A Vasiliev)
下段:十字架に舞い降りてきた大翼の使者inセヴェロモルスク市(L Trifonova)
▲ 2014年11月29日
オーロラ狩りを終えて一服inセヴェロモルスク市(L Trifonova)
▲ 2014年11月30日
上段:押し寄せるオーロラを迎え撃つinムルマンスク市郊外(A Vasiliev)
下段:湖の向こうに立ち上るオーロラinカンダラクシャ市(I Prozorov)
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2月の上旬ごろにはオーロラは観測できますか?
ロシアに留学していて今は休みなので行こうかどうか迷っています。
昨年ウラジオストクからモスクワまでロシア号で横断して、ロシアのすばらしさに魅了されました。
今回もひとりで今月後半にムルマンスクに行きます。
ちょうど氷像展の頃でしょうか?Azimut Hotelに泊まるので楽しみにしています。
昔住んでいた道東オホーツクで低緯度オーロラは見ましたが、本物が見えたら嬉しいな。。。
帰りは021Ч 列車です。
\(^_^)/
すえちゃんさんへ
今月後半(1月後半)に来ムルのご予定ということですね?
これまで静穏でしたが1月27日に太陽風磁場が大きくなりました。太陽側はここ数日よさそうですが、あとは地球のお天気しだいですね。曇りがちですが、なんとか逃れればイケると思います。
みさんへ
2月上旬に来ムルのご予定ということですね?
1ヶ月前の太陽活動を見ましたが、結構活発だったようです。太陽は自転していますので、このおかげでその期間も調子いいかもしれません。でも何といっても地球のお天気が左右します。最近曇りがちですが、逃れればイケると思います。
お二方、Счастливого пути!
実は昨日の夜中からムルマンスクに来ていて(4日の早朝に帰りますが)、あとはオーロラが見られることを祈るのみです…。
オーロラを見るには寒いからと引きこもってないで外に行かないといけないですよね?(T_T)おすすめの時間帯や場所はありますか?
2月4日0時現在NOAAでは出現確率が50%を超えてますし、太陽風磁場が南向きですので、太陽側の条件はいいようです。後は地球の天気が好転するのを待っていれば、出てくると思います。筆者の仕事帰り時点では雲が多かったですが、ムルマンスクの天気は変わりやすいので、がんばってみてください。
お勧めの時間帯は空が暗い時間。極夜を抜けてまだ間もないので、暗い時間は長いです。
お勧め場所は、街灯があまりない所。どこにお泊りかわかりませんが、例えばアリョーシャ像の近くにある教会裏とか。
現在気温がー17℃くらいなので、防寒対策を万全になさってください。
http://www.swpc.noaa.gov/products/30-minute-aurora-forecast
みさんも行かれたようで、いかがだったでしょうか?
私の滞在期間中の夜はほとんどが曇り空で、条件はかなり悪かったのですが、一瞬の晴れ間をみつけてトロリーバスで出かけ、セメノフスコエ湖の真ん中まで行きました。
ほんのわずかな時間で薄いオーロラでしたが、一応見ることはできました。(^^;)
宿題が残ったので是非また訪れたいと思っています。
ムルマンスク、良い街ですね。
昔住んでいた道東の隣街に近い感じで、本気で住みたいって思える街でした。(*~-~)
バスの路線図がすごく役に立ちました。
ありがとうございました。