比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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信州・・・浅間サンライン・・・佐久・御代田の高原野菜畑

2018-08-18 | 信濃の国は 上田・佐久・東信濃
信州上田の・・・六文銭の写真帳

信州・・・上田から軽井沢まで、浅間火山帯の中腹・・・浅間サンライン(浅間山麓広域農道)・・・あたりは高原野菜畑。

広々とした浅間山の裾野にレタス畑がひろがります・・・今日の浅間山は雲に隠れています。



キャベツ・・・
※撮影日は6月29日。

見渡す限りのレタス畑・・・高冷地農業です。中部山岳地帯の主に長野県、群馬県の海抜700m~1200mの高原、夏期に栽培する野菜を高原野菜といいます。白菜、レタス、セロリ、アスパラ、加工用トマトは全国1・2の生産量、キャベツが7・8位。高原野菜は7.8月の平均気温が23℃前後の冷涼地であり生産時期が違うこと、昼夜の温度差が大きい、火山帯の裾野などは保水性が無く水利が悪く痩せ地で米作ができない、などいろいろな要因から従来の農業の向かないところから高原野菜の栽培がはじめられました。①キャベツ・・・明治中期に軽井沢にやってきた外国人の要望で栽培がはじまり、そのご鉄道網の発展で消費地が拡大、戦後のモータリゼーションの発展で更に流通が拡大した。②白菜・・・日本に導入されたのは明治末期、昭和の初期に菅平高原で栽培がはじまり全県に広まっていきました。一般に白菜は冬野菜ですが夏から秋の野菜として出荷されています。③レタス・・・日本一のレタス栽培地の川上村、南牧村、保水力のない痩せた火山灰地、海抜1400mの冷涼地、大戦後に開拓農民が入植、悪戦苦闘しますが1950年代の朝鮮戦争勃発、アメリカ軍の食料調達の特需でレタス栽培がはじまり、これが発展要因となり、道路交通網の発展、レタスが一般家庭の野菜になったこともあり今日に至っている。④セロリ・・・長野県の生産量が全国の40%、八ヶ岳山麓の冷涼地、茅野市の一部と原村、松本市の一部がそのほとんど、昭和初期から栽培していたがあの戦争のあとの朝鮮戦争特需のあたりから急激に発展。集約農業であり栽培技術と労働力が必要なため生産地が限定されています。


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