さてさて・・・たった3泊の山陰・山陽の旅・・・今日で最後です。
朝、萩を出発、岩国の錦帯橋へ。岩国から広島、呉の街でへ。
なぜ・・・呉の街に?・・・かつての帝国海軍の軍港、戦艦大和を造った海軍工廠の街を一度見たかったのです。呉の街で食べた回転寿司は旨かった。
尾道にやってきました。尾道・・・なんで来たのだろう?
旅の最後、広島空港の搭乗時間の時間調整?家には夜に帰ればイイのだ
知らない街ではまず駅あたりに行きます。駅の向かいのフェリー乗り場近くの駐車場へ車を停めて街のブラブラ散策です。
駅のそば、商店街の入口あたりに尾道ゆかりの女流文学者林芙美子のブロンズ像が。
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「放浪記」(新潮文庫1979年刊)の中の第二部の一節。
(八月×日)
海が見えた。海が見える。五年振りに見る、尾道の海はなつかしい。汽車が尾道の海にさしかかると・・・・・・
林芙美子(1903~1951年)下関に生まれ各地を転々として小学5年生から市立尾道高女を卒業するまでの6年間を尾道で過ごした。上京してフリーターの生活を続けながら同棲を繰り返したりして奔放に逞しく生きて、やがて女流文学者になって行く。
「放浪記」あらためて読みました。自伝とも虚構ともわからない取り留めない日記風の小説? 底辺で落ち込まないでアッケラカンで逞しく生きている女の物語?
冒頭の文章は、むかしの恋人(結婚の約束を破って郷里因島で就職、結婚)に会いに行くイントロ、どうやら金の無心までしたらしい?・・・脈絡、起承転結がなくて不可解?・・・こんな本が1930年(改造社刊)ベストセラーになりました。
尾道は坂の町。坂道のテッペンは千光寺公園、尾道水道を見下ろすビュースポット。ロープウエイもあります。時間がないのでパス。坂道の途中に志賀直哉が父親と不和になり数年を過ごしたという長屋があるようです。生活費はどうしたのでしょうね。もう作家として食えたのでしょうか。ちなみに志賀直哉の祖父は福島の相馬中村藩の武士、維新後は相馬家の家令(執事?)、政商古河市兵衛と組んで足尾銅山を開発(やり手だ)。相馬事件(主君筋の相馬氏の精神病による入院?監禁?)にかかわったとされる。父は総武鉄道(現JR総武線)、帝国生命などの取締役、明治財界の重鎮。
見上げると不可解な城。はて?尾道に藩があったのかな。
いまにも倒れそう。周りの景観にもアンマッチだっ!
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1964年商工会で尾道に観光名所をと、弘前城?を模して鉄筋コンクリートの展望台を造ったらしい。歴史的にまったく意味のないもの。1990年代に閉鎖。今は廃墟らしい。
さて尾道港のあたり、尾道水道の向こうは向島、ドックが見えます。
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尾道港の前のウォーターフロントビルの二階のコンコースみたいなところから尾道水道、遠くに西瀬戸有料道路(しまなみ海道)の新尾道大橋が見えます。この橋を渡ると向島、因島・・・四国の今治に。
連絡船乗り場の前の岸壁。自転車がいっぱい。島に通勤する人たちのものでしょうか。
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さて山陰・山陽の旅・・・境大ハシからはじまって新尾道大ハシで終わりです。どちらも上をハシることはしませんでした。あんな高いところ怖いですね。
呉の街も尾道の街ももっとゆっくり散策してみたかったがタイムアップ
広島空港へ。広島空港は広島市になくてむしろ福山に近い三原市の海抜330mの山に中にあった。
3泊4日、レンタカーの旅、全部で900km弱。いまのレンタカーはNAVIつきですがNAVIはあまり好きではありません。何か器械に命令されているようですね。場所によって使い分けました。ナビを使わないようにするためには行く前に地図と睨めっこする必要があります。ネットにNAVITIMEというのがあります。これは登録しておくと便利です。最短距離の地図と距離と概算時間がでます。これで調べて地図に赤線を引きました。分かれ道の集落名などチェックします。旅に行く前の下調べ、これが楽しいのです。
知らない街を・・・歩いてみました・・・また、いつか行ってみたい
朝、萩を出発、岩国の錦帯橋へ。岩国から広島、呉の街でへ。
なぜ・・・呉の街に?・・・かつての帝国海軍の軍港、戦艦大和を造った海軍工廠の街を一度見たかったのです。呉の街で食べた回転寿司は旨かった。
尾道にやってきました。尾道・・・なんで来たのだろう?
旅の最後、広島空港の搭乗時間の時間調整?家には夜に帰ればイイのだ
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知らない街ではまず駅あたりに行きます。駅の向かいのフェリー乗り場近くの駐車場へ車を停めて街のブラブラ散策です。
駅のそば、商店街の入口あたりに尾道ゆかりの女流文学者林芙美子のブロンズ像が。
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「放浪記」(新潮文庫1979年刊)の中の第二部の一節。
(八月×日)
海が見えた。海が見える。五年振りに見る、尾道の海はなつかしい。汽車が尾道の海にさしかかると・・・・・・
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「放浪記」あらためて読みました。自伝とも虚構ともわからない取り留めない日記風の小説? 底辺で落ち込まないでアッケラカンで逞しく生きている女の物語?
冒頭の文章は、むかしの恋人(結婚の約束を破って郷里因島で就職、結婚)に会いに行くイントロ、どうやら金の無心までしたらしい?・・・脈絡、起承転結がなくて不可解?・・・こんな本が1930年(改造社刊)ベストセラーになりました。
尾道は坂の町。坂道のテッペンは千光寺公園、尾道水道を見下ろすビュースポット。ロープウエイもあります。時間がないのでパス。坂道の途中に志賀直哉が父親と不和になり数年を過ごしたという長屋があるようです。生活費はどうしたのでしょうね。もう作家として食えたのでしょうか。ちなみに志賀直哉の祖父は福島の相馬中村藩の武士、維新後は相馬家の家令(執事?)、政商古河市兵衛と組んで足尾銅山を開発(やり手だ)。相馬事件(主君筋の相馬氏の精神病による入院?監禁?)にかかわったとされる。父は総武鉄道(現JR総武線)、帝国生命などの取締役、明治財界の重鎮。
見上げると不可解な城。はて?尾道に藩があったのかな。
いまにも倒れそう。周りの景観にもアンマッチだっ!
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1964年商工会で尾道に観光名所をと、弘前城?を模して鉄筋コンクリートの展望台を造ったらしい。歴史的にまったく意味のないもの。1990年代に閉鎖。今は廃墟らしい。
さて尾道港のあたり、尾道水道の向こうは向島、ドックが見えます。
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尾道港の前のウォーターフロントビルの二階のコンコースみたいなところから尾道水道、遠くに西瀬戸有料道路(しまなみ海道)の新尾道大橋が見えます。この橋を渡ると向島、因島・・・四国の今治に。
連絡船乗り場の前の岸壁。自転車がいっぱい。島に通勤する人たちのものでしょうか。
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さて山陰・山陽の旅・・・境大ハシからはじまって新尾道大ハシで終わりです。どちらも上をハシることはしませんでした。あんな高いところ怖いですね。
呉の街も尾道の街ももっとゆっくり散策してみたかったがタイムアップ
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3泊4日、レンタカーの旅、全部で900km弱。いまのレンタカーはNAVIつきですがNAVIはあまり好きではありません。何か器械に命令されているようですね。場所によって使い分けました。ナビを使わないようにするためには行く前に地図と睨めっこする必要があります。ネットにNAVITIMEというのがあります。これは登録しておくと便利です。最短距離の地図と距離と概算時間がでます。これで調べて地図に赤線を引きました。分かれ道の集落名などチェックします。旅に行く前の下調べ、これが楽しいのです。
知らない街を・・・歩いてみました・・・また、いつか行ってみたい
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