絵本作家、画家、挿絵画家、装幀家、文筆家・・・安野光雅さんが亡くなられました。94歳、天寿でしょうか。
絵本の中の安野さんの独特なタッチのイラスト、司馬遼太郎の「街道をゆく」のあの挿絵が好きでした。
安野光雅(1926~2020年12月)昭和1年県島根県津和野町生まれ。戦争から帰って無資格教員、のち山口師範学校研究科終了、1949年上京、教師をしながら画家を目指したようです。1968年「ふしぎなえほん」(福音館刊)でデビュー、43歳のときといいますから遅咲きです。そのご世界に認められる絵本作家、イラスト作家、装丁作家に。額縁に入った作品の画家ではなく出版物を通じた画家ですが、芸術とは何でもありの世界ですから、わたしの最も好きな画家の1人です。日本だけでなく世界に認められ国際アンデルセン賞をはじめ数々の賞を受けていますが割愛。
山陰・山陽の旅の思い出です。
中国山地の西端の小さな谷間、津和野川の流れる小さな盆地・・・津和野(人口8600人)に・・・
SLの走るのが似合うJR山口線、かつての山陰道の要衝、石見国津和野藩の城下町・・・小京都、水路に錦鯉、明治時代の軍人にして文豪の森鴎外の生まれた町。そしてこの町は夢みたいな絵を描く安野光雅さんのふるさとでした。
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安野さんは絵本、イラスト、挿絵の人ですから、出版物を通じて今までずいぶんと見てますが原画に触れるのははじめてでした。よき時間を過ごしました。
絵本作家として誰でも知ってる画家であると思います。知らないかたでもお子様を育てたかたならお子様の読んだ絵本の中に安野さんの作品があるのではないでしょうか。わたしが安野さんをはじめて知ったのは子どもに買ってやった絵本からでした。今でもあのときの絵本の安野さんの絵が好きです。
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絵本の中の安野さんの独特なタッチのイラスト、司馬遼太郎の「街道をゆく」のあの挿絵が好きでした。
安野光雅(1926~2020年12月)昭和1年県島根県津和野町生まれ。戦争から帰って無資格教員、のち山口師範学校研究科終了、1949年上京、教師をしながら画家を目指したようです。1968年「ふしぎなえほん」(福音館刊)でデビュー、43歳のときといいますから遅咲きです。そのご世界に認められる絵本作家、イラスト作家、装丁作家に。額縁に入った作品の画家ではなく出版物を通じた画家ですが、芸術とは何でもありの世界ですから、わたしの最も好きな画家の1人です。日本だけでなく世界に認められ国際アンデルセン賞をはじめ数々の賞を受けていますが割愛。
山陰・山陽の旅の思い出です。
中国山地の西端の小さな谷間、津和野川の流れる小さな盆地・・・津和野(人口8600人)に・・・
SLの走るのが似合うJR山口線、かつての山陰道の要衝、石見国津和野藩の城下町・・・小京都、水路に錦鯉、明治時代の軍人にして文豪の森鴎外の生まれた町。そしてこの町は夢みたいな絵を描く安野光雅さんのふるさとでした。
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安野光雅美術館(津和野町立)です。
石州瓦の赤い屋根と白と黒のナマコ壁、 「安野光雅の世界」です。
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石州瓦の赤い屋根と白と黒のナマコ壁、 「安野光雅の世界」です。
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安野さんは絵本、イラスト、挿絵の人ですから、出版物を通じて今までずいぶんと見てますが原画に触れるのははじめてでした。よき時間を過ごしました。
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「安野ワールド」・・・優しい、懐かしい、暖かい・・・独特なタッチ・・・
安野光雅美術館のパンフレット「ごあいさつ」の上の絵からからコピー。
安野さんのもっとも安野さんらしい絵であると思います。
津和野の街や山や川や野や畑を見て、どうして安野さんの絵があんなに優しいかよくわかりました。
安野さんのもっとも安野さんらしい絵であると思います。
津和野の街や山や川や野や畑を見て、どうして安野さんの絵があんなに優しいかよくわかりました。
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ぜんぜんレベルが違いますが安野さんの画風をまねた(パクッた)わたしのイラスト。
津和野に入る手前、山口県阿東町辺り。赤い石州瓦の農家の風景。
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津和野は画家安野ワールドの町です。
津和野に入る手前、山口県阿東町辺り。赤い石州瓦の農家の風景。
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津和野は画家安野ワールドの町です。
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津和野の美術館に行って素晴らしい作品をたくさん拝見してきました~~ 津和野の山や野や畑のすべてが安野さんの中に息づいていると思います。
安野風タッチのヒキノさんの絵、とても素敵です。
何とも楽しい情景でした。
安野光雅さんゆっくりお休みください
そして、真似して描いたという風景画とっても素敵!
ご紹介の作品も素敵に拝見させて頂きました。
私はお見合いの折に趣味は油彩と聞き、不得意を補ってもらいたく今は亡き夫を選びました。
夫は山を描きたく子供たちが小さい時は家族旅行に出かけておりました。
早いもので司法書士を開業しおりました夫は今年30回忌を迎えます。
作品を拝見して夫を思い出し、私事に失礼いたしました。
たまたま当時は司馬遼太郎さんの「街道を行く」の挿絵を書かれていた記憶があります。小林遼太郎さんをしのぶ思い出集の中に安野さんも1篇を書かれていて、二人のコンビを感じました。
のりさんと同じように子供の絵本から魅入られて。
パステルカラー調、ゆるいタッチ・・・独特な画風が好きです。
行ってよかった美術館・・・諏訪湖原田泰治美術館、安曇野ちひろ美術館、上田無言館・・・
コメントありがとうございました。
同じシリーズだったかも知れませんね。
穏やかな人柄が伝わってきました。
号ウン百万円の画伯ではなく絵本作家ですが素晴らしい仕事をした人だったと思います。
コメントありがとうございました。
優しい画風でした。
山の絵・・・好きです。
本格的な絵は描いたことがありません。
スケッチ的な絵を楽しんでいます。
いつか亡きご主人の絵を写真に撮ってブログで紹介してください。