「岩国基地米兵の集団暴行事件」の19歳の少年と24歳、34歳、38歳の計4名の米兵が不起訴になりました。
報道によれば11月15日、広島地検の次席検事は起訴を見送った理由について「証拠に照らして判断した。事案の性質上、不起訴にした具体的な理由についてコメントは差し控えたい」と明らかにしませんでした。
わたしはこの報道に対して何の知識ももっていません。真相もわかりません。
10月14日、事件は広島市内で起きました。
11月6日、米兵の書類送検。身柄送検はありません。
11月15日、不起訴決定。
11月30日、滋賀県大津地裁においてJR北陸線特急「サンダーバード号」強姦事件(06年8月)の被告が懲役25年の求刑を受けました(判決は1月17日)。この事件は列車内の多数の乗客環視の中で女性が連れ去られその乗客のほとんどが女性被害者を見殺し(見ないフリ)にした事件。
11月14日、財務省主計局係長、事務官2名による集団強姦事件(2月23日犯行、10月25日逮捕)は女性が告訴を取り下げ処分保留のまま釈放。財務省は11月26日付で2名を懲戒免職。事件から逮捕まで8ヵ月、さらに告訴取り下げ、その間の事情については不明。
11月14日、富山冤罪強姦事件の真犯人に対して富山地裁で懲役25年の判決。
03年5月早稲田大学スパーフリー事件。同年6月主犯格を含む14名が逮捕され、主犯格が懲役14年、以下それぞれ実刑を受けています。
このとき福岡県選出の某国会議員が「集団レイプする人は、まだ元気があるからいい」なんていうトンでもない発言をして総スカンをクッテ落選。
日本人によるレイプ事件はいっぱいありますがいずれも厳しい断罪を受けています。
一連の事件を見てわかることですが、このような犯罪は時と所を選ばないということです。衆人環視の中でその衆人が見ないフリをするというむごい事件がありました。この事件は当時マスコミは列車内の乗客に対して集中非難の報道をしたことが記憶にあります。「都のセイヨク事件」「財務省の性務官事件」のときは相手の女性を酩酊させています。
「岩国米兵暴行事件」のときは被害者女性の危機管理云々がクローズアップされました。どうも日本人の暴行事件と捉え方が違うようです。危機管理云々は強姦事件という人間の尊厳を踏みにじるような犯罪と別の次元で考えたいのです。被害女性の危機管理のなさが犯罪を起こしたなんて犯罪の本質を歪曲してしまいます(いまどき弁護人だってそうは言わないでしょう)。犯罪というものは憎まなければいけません。
最初に「告発の行方」と言うタイトルをだしました。レイプ事件を扱ったアメリカ映画です。内容について知りたい方はネットでお調べください。アメリカ社会でもこの問題で悩んでいるのです。
あれこれ長々と書きました。わたしもよくわからないのです。人の犯罪を偉そうに糾弾する資格もありません。よそさまの子女の夜遊び云々を言う見識もありません。
ただなんとも言えない悔しさだけが残った事件でした。
米兵だからとか言うわけではありません。犯罪は国籍を問わず厳しく問われなければならないと思うのです。
※カテゴリー「沖縄のこと」…クリックして読んでいただけたら…。
報道によれば11月15日、広島地検の次席検事は起訴を見送った理由について「証拠に照らして判断した。事案の性質上、不起訴にした具体的な理由についてコメントは差し控えたい」と明らかにしませんでした。
わたしはこの報道に対して何の知識ももっていません。真相もわかりません。
10月14日、事件は広島市内で起きました。
11月6日、米兵の書類送検。身柄送検はありません。
11月15日、不起訴決定。
11月30日、滋賀県大津地裁においてJR北陸線特急「サンダーバード号」強姦事件(06年8月)の被告が懲役25年の求刑を受けました(判決は1月17日)。この事件は列車内の多数の乗客環視の中で女性が連れ去られその乗客のほとんどが女性被害者を見殺し(見ないフリ)にした事件。
11月14日、財務省主計局係長、事務官2名による集団強姦事件(2月23日犯行、10月25日逮捕)は女性が告訴を取り下げ処分保留のまま釈放。財務省は11月26日付で2名を懲戒免職。事件から逮捕まで8ヵ月、さらに告訴取り下げ、その間の事情については不明。
11月14日、富山冤罪強姦事件の真犯人に対して富山地裁で懲役25年の判決。
03年5月早稲田大学スパーフリー事件。同年6月主犯格を含む14名が逮捕され、主犯格が懲役14年、以下それぞれ実刑を受けています。
このとき福岡県選出の某国会議員が「集団レイプする人は、まだ元気があるからいい」なんていうトンでもない発言をして総スカンをクッテ落選。
日本人によるレイプ事件はいっぱいありますがいずれも厳しい断罪を受けています。
一連の事件を見てわかることですが、このような犯罪は時と所を選ばないということです。衆人環視の中でその衆人が見ないフリをするというむごい事件がありました。この事件は当時マスコミは列車内の乗客に対して集中非難の報道をしたことが記憶にあります。「都のセイヨク事件」「財務省の性務官事件」のときは相手の女性を酩酊させています。
「岩国米兵暴行事件」のときは被害者女性の危機管理云々がクローズアップされました。どうも日本人の暴行事件と捉え方が違うようです。危機管理云々は強姦事件という人間の尊厳を踏みにじるような犯罪と別の次元で考えたいのです。被害女性の危機管理のなさが犯罪を起こしたなんて犯罪の本質を歪曲してしまいます(いまどき弁護人だってそうは言わないでしょう)。犯罪というものは憎まなければいけません。
最初に「告発の行方」と言うタイトルをだしました。レイプ事件を扱ったアメリカ映画です。内容について知りたい方はネットでお調べください。アメリカ社会でもこの問題で悩んでいるのです。
あれこれ長々と書きました。わたしもよくわからないのです。人の犯罪を偉そうに糾弾する資格もありません。よそさまの子女の夜遊び云々を言う見識もありません。
ただなんとも言えない悔しさだけが残った事件でした。
米兵だからとか言うわけではありません。犯罪は国籍を問わず厳しく問われなければならないと思うのです。
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