比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
写真、文章のリンク自由。

海が無いのに・・・海人の神々が降りた地・・・神降地・・・明神池

2012-09-24 | 山が好き 北アルプス
上高地・・・河童橋の袂から明神池まで3kmちょっと、1時間ちょっとで到着の予定が、清流に浮かぶ鴨、川の流れの中の岩魚、枝から枝に飛び回るヒガラを見て、子どものように感激して動かなくなり、同行のオバサンに置いていかれ、明神池まで2時間近くかかり到着。

明神池・・・祠はありますが池そのものが穂高神社の奥宮です(本宮は安曇野市穂高)。

一之池。

二之池・・・カモが見えます。

明神岳の最南端2263M峰。厳しい山容です。右に小さく明神岳五峰が見えます。

明神池二之池と明神岳最南端2263m峰。

※明神池・・・梓川の旧河道が明神岳の宮川谷の崩壊土石により堰き止められた自然ダムで宮川之池ともいわれ、年間一定温度の伏流水が湧き出しているため冬でも凍結しないそうです。

穂高神社・・・海人の神を祀る。
創建は653年、祖神は穂高見神、綿津見神。ワタツミとは海の神の古語。
海人・・・安曇族・・・福岡県糟屋郡安曇郷(現在の福岡市東部、滋賀島に通じる海の中道の付け根のあたり)に住した海の仕事を生業とする一族といわれます。7世紀、全国に散じたといわれますが確かなことはわかりません。全国に地名として残る安曇、阿曇、厚見、渥美、熱海、温海、安積、安住などは関連あるのではないかといわれます。

安曇族がいかなるルートで信濃国の中部に入ったか・・・
穂高神社の本宮は松本平の旧穂高町(現安曇野市)、なぜ奥宮が高い山を越えた上高地に祀られているのか・・・

謎は深まります・・・ロマンです。


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