比企の丘

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紅葉の妙義神社・・・妙義山

2010-11-15 | 道をゆく 関東
11月13日オバサンがお友だちと妙義山方面に物見遊山に行ってきました。

妙義神社の総門です。「高縣院」と読むのでしょうか。神社のなのにお寺みたいですね・明治の神仏分離令の前までは神仏集合の白雲山石塔寺というお寺だったらしいです。総門はむかしの仁王門・・・しかも仁王様もいらっしゃるようです。お寺さまが神社になったのですが扁額や」仁王様まで毀釈しなかったのですね。1773年建立、八脚門、国指定有形文化財。

お寺の山号の「白雲山」は妙義山のうちの相馬岳(1104m)、天狗岳(1084m)をあわせて呼ぶようです。妙義山とはこのあたりの山塊全体をいいます。

妙義神社は創建537年、そうとうむかしです。大和王朝、それも飛鳥時代と呼ばれる前ですから確かなことはわかりません。旧本殿は波己曾(ハコソ)社、波己曾は地主神・・・帰化人という説もあります。本社殿は日本武尊を筆頭に神話の神様。そして神仏集合、明治の夜明けに廃仏毀釈で妙義神社に。こういう経過は日本全国に多いですね。神仏分離はわかりますが廃仏はわかりません。神道を前面に出す必要が明治政府にあったのでしょうか。宗教を政治に利用しちゃいけません。

このあたりから見た白雲山です。大の字が見えます。あそこから手を振っている人が見えたそうです。神社の標高500m、大の字の標高750m、白雲山(相馬岳)の頂上1103.8mです。

とりあえず、オバサンにコンパクト・デジカメを持たせてオートモードで撮ってきてもらいました。妙義山の写真は誰が撮ってもこのように暗く撮れます。山が北東を向いていてすぐ日陰になるからのようです。今日は少し曇り。紅葉も光り輝いていません。


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