比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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陶器の里・・益子からスーヴェニール

2009-11-09 | 道をゆく 関東
陶器の里・・・益子・・・ブラブラ歩いています。
ある人にイイことを教わりました・・・「旅の思い出は小さなものを一つだけ」・・・

1点ではなく3点ご購入・・・益子焼に多い白獨釉で毛筆をほどこし、ボッテリとしたもの。
コーヒーカップ、蕎麦ちょこ(今のが飽きたから)、注ぎ口のある鉢(トロロ汁を入れたら美味かろうと)。

コーヒーカップ・・・家にあるカップです。左の2つは客用。後ろの2つは毎日使ってるマグカップ。真ん中のは今回買ったもの、後ろは萩焼き・・・使いません。右の2つ、マグカップは某銀行の景品。積み重ねてるのは白いのはホームセンターで買った安物。丈夫で割れにくく積み重ねられ、喫茶店風。つまりコーヒーカップは毎日使うから丈夫なのがイイ。稀に友人が来たときカッコつけてウエッジウッドなるものを出す。

益子にある大塚はにわ店・・・なぜ益子に土偶が・・・なんて考えない・・・旅のつれづれのロマンだ

みちのくの古代アート遮光土器・・・横の埴輪は前に来たとき買ったもの。贋作ではなくレプリカです。
遮光器土偶(遮光器とはイヌイットのサングラスに似てるから)・・・津軽亀ヶ岡遺跡(木造町・現つがる市)・・・後期縄文時代(BC1300~BC400年)・・・1886年出土、国立博物館蔵。現物は左足がありません。宇宙人、アラハバキ神、シュメールの女神・・・諸説あります。
司馬遼太郎・街道をゆく「北のまほろば」・・では津軽の考古学研究家が「アートです」とつぶやきます。
津軽は何回も訪れた地、この土偶を見ていると津軽平野と岩木山と岩木川が瞼に浮かぶ。
旅の思い出は小さくて一つだけ。本棚に飾っています。一つ一つがスーヴェニール(メモリー)です。

《蘊蓄》みやげ・・・土産・・・スーヴェニール(英)・・・スーヴニール(仏)
みやげ・・・屯倉(共同倉庫・・皆で分ける)、宮笥(神様の供え物)、ミヤンゲ(アイヌ語・・・身をあげる)・・・いずれも何となくわかる説だ。土産・・・そのものズバリの意味と「みやげ」をくっつけた。英語、仏語はいずれもメモリーの意味らしい。


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