比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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9月の立山黒部アルペンルート・・・室堂平の山草たち

2015-09-29 | 野の花や木々
山の周辺をゆっくり歩く。山に登ったのは青年期、社会人になったら高度成長期、ヤマに登るなんて会社で言えなかった。年齢を重ねると、高い山は無理だ。信州生まれだから生まれたときから山に囲まれていたが、信州人は山になんか登らない。日常が山だからだ。

立山室堂に来た。山は美しい。足下にも目をやって山草も見よう。それが自然だ。

チングルマの枯れ穂・・・生命力の強い山草で秋になると草原を紅葉で埋めて白い枯れ穂をなびかせます。。
チングルマの名前由来は稚児車といわれていますがそのような玩具は無いらしい。
オキナグサの枯れ穂チグルマイ(立山の方言)が似ているからという説があるそうです。

ミヤマアキノキリンソウ・・・秋になると黄色いキク科系の花が目立つようになります。
アキノキリンソウ、キオン、ハンゴンソウ、メタカラコウ・・・など、ヤマに咲いてる小さな花なのでミヤマアキノキリンソウ・・・としました。

ミヤマリンドウ・・・よく似たのにタテヤマリンドウがあります。花弁に斑点が見えないのでミヤマリンドウにしました。

ヤマハハコ・・・里に咲くハハコグサはこのごろ姿を見ることが少なくなりました。ヤマハハコは生命力の強い山草で山では多く見られます。

ヨツバシオガマ・・・シソ目の山草。シダのような葉っぱ。ここでは個体数は少なかった。

アキノタムラソウ・・・チョッと見はアザミです。葉っぱや茎にトゲがない。葉っぱの切れ込みがアザミと違う。
タムラソウとアキノタムラソウとの違いはよくわからない。どうでもいいことだ。

ヤマホタルブクロ・・・ヤマに自生していたからヤマホタルブクロとした。

山花の写真を撮りながら歩いているといろいろ教えてくれるかたがいた。毎週、富山側から山花に逢いに来るのだそうだ。
花に優しいかただ・・・ありがとう

室堂といえば雷鳥、ホシガラス・・・逢えるかなと思って150~600㎜のレンズを担いでいったのですが気配なし・・・ザンネン


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