比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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越生あじさい山・・・上谷の大クス

2008-07-01 | 比企の丘から
越生あじさい山からブラブラと1時間チョット。ようやくたどりつきました。
埼玉県越生町上谷(かみやつ)山入。地籍名、字名は地形そのもの。
越生からときがわ村に抜ける山道のかたわら、山の傾斜に二軒の住まいがあって土蔵の横を上ると大クスノキです。

山側から見た大クスノキ。近すぎて写真が1枚に収まりません。3枚の写真を合成。
1本の木には見えません。株立ちとか根繋がりとかいうのでしょうか。


  踏み入って 行き尽きて谷(ヤツ)の 大くすのき         ヒキノヤマビト

木の回廊で囲まれています。樹齢1000年以上、関東では珍しいクスノキ。寺社の境内でもないただの山林(屋敷林)にナゼこんな大クスノキが、ナゾは深まります。自生したものか植生か、とうじのことを知ってる人はとうぜんいません。

説明板がありますのでウンチクは省略します。

参考・・日本の巨樹ランキング
説明板では16位、<参考>のほうでは19位。おなじ環境庁の調査ですが測定法などで違いが出るようです。

巨木の下の道に戻り、そばにお住まいのご当主とお話しました。元は山林で生活していた方でしょう。屋敷の前の傾斜地に梅、柚子が見られますが穀類はありません。桑の木の古いものも見られました。むかしは蚕も飼ったそうです。南に面した山あいで平地より少し暖かいのだそうです。バケツに野フキが置いてあったの1把買って帰りました。キャラブキにする自生のフキです。

住まいがあるのですからとうぜん車でこの木の下まで来れます。
今日は歩くのが目的でしたからイイ汗かきました。


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