比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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美ケ原・・・かくかくシカジカ・・・シカとされたが鹿の写真を撮った

2013-10-06 | 生き物大好き 獣・小動物・魚類
美ケ原牧場です・・・
高原の空が茜色になる少し前・・・紺碧の空に秋雲が。
丘の上で牛が草を食んでいます。美ケ原のもっとも美ケ原らしい風景です。

ファインダーを覗いているとき気が付きませんでした・・・ピント確認していたら右端に牛ではないものが見えます。

左の牛の後方に茶色い生き物がシッカリと確かめられます。

カメラを右に振ると白い尻の集団です。みんな後ろを向いてこちらをシカと(無視)しています。

かくかくシカジカ・・・角々鹿々・・鹿の大群です。

茜色の空の美ヶ原を見たかったのですが・・・ハラがへった・・・山を下ります。

美ヶ原と鹿・・・ネットと調べますと、美ケ原では今年8月末までの目撃情報では3400頭といわれます。鹿の増加は美ヶ原に限らず全国的です。

原因は・・・
①狼の絶滅・・・ニホンオオカミもエゾオオカミも明治のころ、原因は狂犬病、ジステンパーといわれていますが不確かです。エゾオオカミはストリキニーネという薬で駆除されたともいわれていますが、そればかりではないようです。むかしのことですからいまの鹿の増加と関係はありません。
②ハンターの減少・・・これは確実に因果関係があるようです。ハンターでは稼ぎにならないからです。
③地球温暖化、針葉樹の増加、草原の森林化・・・これも因果関係はありますがいまに始まったことではありません。

対策・・・
①美ケ原でも霧ヶ峰でも電流柵がありました。3000m級の仙丈岳でも防護柵を施しているそうです。たぶんこれらは気休めでしょう。
②食用にする・・・ハンターの減少で期待薄ですが。何とかハンターを育成して食肉産業にする・・・北海道羅臼の道の駅の食堂では鹿肉カレーがメニューにありました。長野県大鹿村の道の駅では鹿肉ハンバークがメニューにありました。大都市のレストランのジビエ(獣肉)料理、マクドとかモスのハンバーガーに使ってもらったり、スーパーの肉売り場の目玉商品にしたりしてどんどん消化することです・・・何かヤケッパチだなあ。

本日の歩行数・・・6900歩。あまり歩いていない。


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