比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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2019東インドの旅・・・大都市コルカタ・・・ヒンドゥー教のカーリー寺院

2020-04-26 | 道をゆく インド・ネパール
・・・彩風人の写真帳・・・

2019年11月・・・東インドの旅は・・・西ベンガル州から始まり・・・シッキム州・・・ふたたび西ベンガル州のダージリンへ・・・そしてコルコタへ。
コルカタ・・・2001年CalcuttaからKolkataへ。イギリス植民地時代にイギリス人が呼んだカルカッタから本来の地名コルカタに戻りました。人口448万人。都市圏人口1480万人、インドではデリー、ムンバイ(ポンベイ)に次ぐ第三位の人口の都市です。元はガンジス川の分流フーグリー川が流れる一寒村でした。1690年イギリス東インド会社がこの地の商館を設立。ムガール王国との戦いを重ね1758年東インド会社が完全掌握、1858年大英帝国の植民地、英領インド帝国の主都に、1911年首都はデリーに、1947年インド独立、西ベンガル州の州都に。

コルカタです・・・大英帝国の最初の拠点・・・混沌とした大都市です。よくワカリマセン・・・
まず最初に・・・コルカタで一番有名なヒンドゥー教カーリー寺院を尋ねました。
破壊と殺りくを好む「暗黒の女神」と呼ばれている「カーリー」を祀っているお寺です。

門前町というか参道というか・・・賑やかです・・・

混沌としています。

1855年建立。寺院の中は撮影不可です。
※撮影日は2019年11月30日

普通の日本人にはよくわからないインド・・・中学校で歴史や地理で、高校で世界史を・・・4大大陸のひとつ・・・古代文明の4大発祥の地・・・仏教発祥の地・・・多民族、多宗教、カースト・・・奥が深いなんて言い方をしますが・・・つまり小さな島国日本人には・・・永遠に理解できない・・・そういう国です。

ここでは多宗教について記します。
①ヒンドゥー教・・・81.4%・・・DC1500年ごろアーリア人の侵入とともに持ちこんだバラモン教が土着の宗教と融和して発展した多神教。偶像崇拝、カースト。
②イスラム教・・・12.4%・・・中央アジアからのイスラム勢力が持ち込んだもの。
③キリスト教・・・2.3%・・・AC1世紀のころシリアのキリストの使徒が伝えたものと17世紀以後にポルトガル、イギリスの植民とともに伝えられたもの。
④シク教・・・1.9%・・・ヒンドゥーとイスラムが融和して16世紀ごろ起こったもの。ターバンを巻いている。
⑤仏教・・・0.8%・・・BC5世紀のころブッダの教えにより生まれた。
⑥ジャイナ教0.4%・・・仏教と同じころはじまる、バラモンの権威、カースト、殺生を否定するストイックな宗教。
・・・大晦日にお寺の除夜の鐘を聞き、正月には神社に初詣でをして、お盆には坊さんに先祖の供養をしてもらい、キリストの生誕祭にはクリスマスを祝う日本人には・・・とうていワカラナイ・・・


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