比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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久しぶりの映画・・・ALWAYS三丁目の夕日’64

2012-02-05 | 本・テレビ、ドラマ・映画・スポーツ
久しぶりぶに劇場で映画を見ました。

ALWAYS三丁目の夕日'64・・・テレビで前2作を連続オンエアー・・・それにつられて・・・


昭和30年代の東京下町・・・建設中の東京タワーが見える。今は西新橋に町名統一されたが愛宕町とか南佐久間町とか田村町とかいわれたあたり、表通りに都電が走っている・・・桜田門から虎の門、神谷町にいたる国道1号線であろう・・・コミックだからそれらしき情景であればどこでもいいのですが。
いずれにしてもこの物語に東京タワーは欠かせません。古いラジオが出てきて街の電気屋さんでカラーテレビを買う時代です。その時代に生きた人の心的情景に浮かぶ映像・・・憧憬です。
ダイハツミゼットも健在ですが今回はホープスターというオート三輪が出てきました。いまはない自動車メーカーです・・・その流れはスズキジムニーに引き継がれていったそうです。

登場人物の名前・・・茶川龍之介(その父が林太郎)、古行淳之介、川溝康成・・・なんて・・・文豪です。青森から集団就職で出てきた娘の名前が六子(ムツコ)・・・6番目の子、むかしはこういう名前が多かったです。義母は八百治(女ですが)という名前でした。8番目の子で男の子の予定だったのでしょうか。
配役・・・チョイ役にいまバラエティーに盛んに出ているタレントが出ています。人気アナウンサーもセリフのないその他大勢の中にいます。

茶川龍之介が「チチキトク」の電報で帰郷するシーン。
「まあ龍チャでないけえ・・・は~るかぶりだに」・・・というセリフが出てきます。
は~るかぶり・・・しばらくぶり・・・という意味です(信州伊那地方の方言らしい)。
甲斐駒ケ岳、鋸岳の麓を列車が走ります・・・JR中央東線・・・甲信国境の小淵沢辺りの風景と見ました。

青森から集団就職で上京した赤いホッペの少女六子(ロクチャン)も恋をして自分の信じた道をつらぬき住み込みの社長さんの家から巣立っていきます。
三流作家茶川龍之介が育てた古行淳之介もナンノカンノあって旅立っていきます。
「育てたんじゃない・・・育てさせてもらったんだ」・・・龍之介がつぶやきます。

久しぶりの映画です。前回見た映画は「ALWAYS続三丁目の夕日」→クリック2007年11月19日ブログ。5年ぶりになります。
映画館・・・懐かしい言葉ですが今はあまり見かけなくなりました。近くの商業施設にシネプレックスというのがあります。客席が100~200席、7~8のスタジオがあります。画面が綺麗、音響効果が素晴らしい・・・すべてむかしの映画館の概念と違います。むかしむかしの映画ファンとしては目から鱗です。


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