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雑誌「経済」の5月号に、不破哲三さんの「『資本論』はどのよにして形成されたか」の連載が始まりました。
「不破哲三時代の証言」の中で、予告していたものと思われます。
資本論はすごく難しく、私は1年かけてやっと、第一巻をただ読んだだけ、ほとんど理解出来ず。高校生までの時にもっと基礎学力をつけておけばと悔やんでいます。
第2巻で挫折です。たしか、不破哲三さんは、第2巻以降はマルクスがまとめておらず、よりわかりにくくなっていると解説していたように思いますが。
読了できないいい訳ですが。
しかし、第一巻は、本編もそうですが、注がおもしろかった記憶があります。
本文を支える背景まで、実に細かく検討して、まとめたことがわかります。
また、この雑誌には、「大谷禎之介」さん「『資本論』研究とメガの意義」が掲載されています。
たしか、NHKだった思いますが、資本論を元にした演劇にも出演され、おかあさんのことなど、話されていたと思います。
マルクスの様々な書き物を時代ごとに整理し出版する、世界的な事業に参加されている研究者のようです。
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