Toshiが行く

日記や趣味、エッセイなどで描く日々

セロトニン

2022年05月21日 14時33分06秒 | エッセイ


ベランダの花々は、どれも美しく、可憐であるが
ヤマアジサイの可愛らしさはひと際だ。
「おはよう」と呼びかければ、
まぶしいほどの陽の光を浴び、ニッコリしながら
「はーい、おはようございます」と答えてくれそうだ。



陽の光は植物を育ててくれるだけでなく、
人を幸せにもしてくれる。
「セロトニン」というのは、神経伝達物質の一種だが、
これが増えると、人は「意欲的になる」「快感が増す」
「気持ちが明るくなる」「闘うファイトが湧く」などが起こり、
逆にこれが減ると「うつ症状が出る」「衝動的になりやすくなる」
「体の痛みや不調を訴えやすくなる」「無気力になる」そうだ。
それで、「幸せホルモン」と言われており、
陽の光がこの「セロトニン」の分泌を促すのだという。



早速「セロトニン」を増やそうと、先月開業したばかりの
複合商業施設「ららぽーと福岡」へ
ウォーキングを兼ねて出かけることにした。
自宅から歩いて片道20分弱、格好のウォーキングコースである。
正面に立ち、客を迎えるガンダムと対峙する。
陽の光を浴び、闘うファイトが湧き、
ガンダムに戦いを挑もうというのではない。
毎度のことながら、「また来たよ」のご挨拶だ。
あとは、店内をあちらこちら。
多少の買い物をし、ランチを食べて帰路へ。


     
     道すがら、街路樹の幹に目が止まった。
     幹をコケが覆い、老木には、老木ならではの
     なにがしかの味わいがある。