小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

つららを眺める

2012年03月16日 | 自然・植物・昆虫
雪が溶け始めたせいか、屋根の雪が、ぽたぽたと日中は、滴となり、流れ落ちてくる。夕方から、夜に掛けて、気温が下がり始めると、水が、したたれ落ちるのではなくて、そのまま、氷に固まり、つららとなるのだろう。北側の軒下を眺めると、結構、長いつららが、できている。30cm以上はあろうかと、思われるものもある。軒下を歩くときは、気をつけないといけない。こんなものが、頭を直撃したらたまったモノではない。重さに耐えきれず、足許に、何本かは、落ちている。水の滴ならば、せいぜい、首筋をすくめるだけで、済むが、、、、、、。それにしても、久しぶりに、眺めるつららである。雪国では、当たり前ではあろうが、、、、、。これも又、小諸の里山のこの季節の一興である。先日の雪では、荘内では、50本以上もの樹木が、倒れたり、枝が折れたりしたそうである。さすがに、つららで、怪我をしたという人は、いないらしい。やがて、つららも、溶け、春の訪れの気配が、濃くなってくることであろう。この里山は、国道18号線とは、標高差で、200m程度の差があるせいか、まだ、梅の花も、咲いていない。いつも、山桜は、ゴールデン・ウィークにならないと、開花しない。暦は、3月なのに、ここでは、未だ、冬の様相である。一雨毎に、暖かさが、増してくるのだろうか?つららも、それまでの泡沫の命だろうか?