小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

シブイおやじ映画

2012年03月18日 | 映画・テレビ批評
「燻し銀」、「哀愁漂う」感、人生の年輪を感じさせる男性を讃える映画を御紹介下さいというブログトーナメントに、たまたま、眼がとまったので、スポット参戦してみた。相変わらず、特に、リンクやバナーを貼るわけではないので、ひっそりと、これまでに、書いていたものの中から、今回は、リノ・ヴァンチュラ(Lino Ventura)を紹介してみた。イタリア出身で、主として、フランス映画で、活躍した俳優で、1987年に、68歳の若さで、亡くなった。「現金に手を出すな」、「死刑台のエレベーター」、等、主に、ギャング役で、見いだされたが、もっと、老年の演技を見てみたかった俳優の一人でもあった。ならず者やお尋ね者でならしたジャン・ギャバン(Jean Gabin)もよいが、どちらも、もっと、年齢を重ねた70代後半とか、80代での演技も、見たかったものである。今では、「レオン」のジョン・レノあたりが、フランスを代表する渋い俳優になるのであろうか?それにしても、CMに、ドラえもんでは、何ともいただけないと感じるが、私一人だけの感慨だろうか?最近は、ハリウッド映画に押され気味であるが、往年のフランス映画の栄華を、又、再び、見たいものである。アラン・ドロンも、今年で、77歳になるそうである。若いときの印象が強烈であるが、一方で、年相応の役回りも、見たい気がする。皆さんは、どう思われるであろうか?

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