旅の六日目、23日の朝セスクさんにかぼちゃ粥を作っていただきました。
セスクさんが物置代わりに使っている空き部屋、とても大きなカボチャが三個も鉢のようなものに入って窓際に等間隔に並んでいました。
「どうしたの?」と聞くと、
「庭でなったの」 に
「エエッ!」でした。
セスクさんの庭は、門から玄関までの通路の両側に猫の額ほどの空間があるのみで、ブロックで花壇のように設えてありますが、蔓を伸ばしてドンドン大きくなるカボチャが、そんなところでできるんだと驚きでした。というより、そんな狭いところでカボチャを作ることを発想することに驚いたのかも〜
かぼちゃの話からカボチャ粥の話になり作っていただくことになりました。途中でブログへのアップを思い立ったのでカット前の写真が無くて残念ですが、簡単ですからすぐ作れると思います。
[材料] カボチャ1/4個、米か餅米1/4〜1/3合、塩小匙1、砂糖少々、松の実か胡麻
[カボチャ粥の作り方]
1.かぼちゃを適当な大きさに切り、皮を剥く。
2.1のかぼちゃをかぶる程度のお水で茹でる。
3. お箸がスッと通る程度に柔らかくなったら、ミキサーでペースト状にする。
4. お米かもち米を、南瓜の量に対し適宜粉砕しておく。粉砕前に洗って水につけておく。
5.かぼちゃと粉砕したお米を鍋に入れ、水を同量程度、塩と砂糖を適宜入れて強火にかけ、中身が熱くなったら中火に落とし、焦げないようかき混ぜながら煮る。水気がとび全体がトロッとしてきたら弱火にし、さらにかきまぜつづける。調味料は、好みで差し引きしてください。因みに韓国では砂糖をそれなりにたくさん入れますが、わたしは中性脂肪値があがりやすい体質なので、隠し味程度にいれます。
↑のようになってきたらほぼ完成です。火にかけている時間は10分程度でしょうか。お米が柔らかくなっているか一度味見をしてくださいね。
6. 器によそって、あれば松の実か胡麻でもパラパラっとトッピングしてください。
いい加減なレシピですが、要は柔らかくしてからペースト状にし、塩味と甘みを加えるだけです。お水は入れすぎたら、長く火にかけていれば飛ぶので、お塩を入れすぎないことだけ気をつければ、失敗はありません。とっても美味しいので、食欲の無い時など是非お試しください。