6日目の23日、セスクさんのお宅からホテルに移動しました。西大門の新羅ステイ西大門です。4月に利用したホテルにしたかったのですが、倍近い値段になっていたばかりか、そもそも空いてもいないという状況で、ならばランクは下がっても観光に便利な光化門の近所でと探しましたが、どこも物凄い値上がりようでした!ホテルの高騰は日本ばかりではないようです。
一人で利用するのに高価なホテルは勿体無くて抵抗があります。あちこち探して安くはないけれど、そこそこな額でヒットした新羅ステイ西大門にしました。
移動日なのでとくに予定は組まず、荷物をホテルに預けた後は情報収集の為、観光公社へ行き、その後南大門市場で孫の洋服を探してみるつもりです。
でもその前にお昼をと、4月に利用したカンテンジャンチッ(p)に。到着は12時直前、すでに何組か先客が入店済みでしたが、空席は若干ありました。形式だけですが、OKがもらえる心づもりで、「一人ですが‥…」と断った上で入ろうとしたら、
まさかの入店拒否!
「この時間帯は、一人客はご遠慮ねがっている」とつれない言葉が!
確かに一瞬で見渡した店内に一人客は居なかったけど……
韓国にはお昼休みに一人で食堂に入るサラリーマンはいないのでしょうか?料理の種類によって一人で食べられないものがあるのには慣れてきて、だいぶ受け入れられるようになりましたが、入店拒否はショックでした。
気を取り直して孤食を何度も経験した仁寺洞の宮へ行ってみると、大行列!
列を見ただけでドッと疲れが出、パスし路地を抜けて郵政局路(曹渓寺のある通り)へ向かう途中目についたイタリアンレストランAgio、店先に写真付きメニューが出ていて、アランチーニがありました。ここはおひとり様OKだろうか、恐る恐る入っていくと、席に案内してもらえました(ホッ)
イタリアンレストランAgio
1F店内
店内奥右側にはピザ窯が見え、ピザの味に期待感が湧いてきましたが、初志貫徹アランチーニとコーヒーのみを注文。
アランチーニはお米が主原料のコロッケ。トマト味のソースがかかり、つけ合わせのサラダもたっぷりで、ワンプレートだけですが十分満足感がえられました。
カンテンジャンチッで入店拒否された時はがっくりきましたが、おかげで韓国料理以外をチョイスしたい時、手軽に寄れるお店のリスト第二号ができました。今までは城北洞のイタリアン一軒でした。そこには4月も今回も行けていないけれど、どうかコロナ禍を乗り越えて続いていますように。
(6日目、まだ続きます)