松もとれ七草粥でお腹も整えたので今年のお勉強を開始しました。
暮れに購入したまま積んでいた「韓国語学習ジャーナルhana」を
読んでいたらニュースのダイジェストが載っていて、その中に韓国を
訪れる外国人旅行者についての記事があったのでご紹介します。
「昨年(※2013年)一年間の外国人入国者総数は188カ国1220万人を
超え~~中略~~。
この中で中国人の入国者が前年度に比べ43.6%増加した390万人余りを
記録し、史上初めて1位を占めました。2位は日本人入国者で22.4%減少
した272万人を記録しました。」
懸念される日韓関係悪化の風潮の中で日本人観光客の数もかなり減って
いると思っていました。22.4%と云う数字は決して小さくはありませんが、
272万人と云う数字も決して小さくはありません。
減った減ったといわれる中で、これだけの日本人が訪れていることは、韓流
熱風で向き始めた日本人の韓国への関心が一時的なものではなく、自分の趣味や
趣向に沿う文化への関心が定着していると云えるのではないかと思います。
私自身は1999年以降毎年コンスタントに旅を続けていますが、時には
韓国へのチケットが取れなくて、日程変更を余儀なくされたことも
ありましたし、行けば同じ機には多くの日本人が乗り合わせ、現地でも
ソウル市内のあちこちの繁華街、地下鉄駅などで日本人とよく遭遇しました。
ところがまず第一に、2011年の震災で若干減少したような印象を持ち始め
その後12年のワールドカップ以降日韓関係悪化の風潮のひろがりと共に
随分減っているなあと感じて、日本人の減少を残念に思っていました。
でも思い返してみれば、そう感じていたのは日本人が減っているのではなく
現地で会う外国人の多くが中国人だという印象が強かったからに違いありません。
何しろ日本人は相対的に静かで道徳的です。同じ場所で中日両方の人々と
遭遇すれば、中国人に会ったとは思っても、その場に日本人がいたとは話を
する機会がなければ気付く事は無いでしょう。
関係が悪いからと控えている方がいらしたとしたら、ご心配なく関心の向くままに
ご旅行されることをお勧めします。先入観にとらわれずありのままを受け入れられれば
政治の動向とは関係なくかの国の温かい人の触れ合いができること間違いありません。
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