「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
重要なことはメルマガで展開していますので、ご購読下さい。

2009.09.13都内街頭署名報告

2009-09-14 07:20:18 | 署名などの報告(会の活動報告)
今回、署名活動に
長井さんの母校の東京経済大学の
学生さんが二人参加してくれました。
下記の報告はその学生さんのものですが、
あの事件当時は、高校生だったそうです。


日時:2009年9月13日、13:30~15:30

場所:巣鴨地蔵通り商店街入口マクドナルド巣鴨店前

署名人数:304人


==============================
●署名活動の感想


本日はお祭りということで人通りが多く、
おかげさまで300名を超える方からの署名をいただくことができました。

署名をして下さった皆様、ありがとうございます。


署名活動への参加は今回が初めてで多少の緊張もありましたが、
最初の数名の方から署名をいただくと
だいぶ緊張もとれました。

「署名したいけども、
色々危ない世の中だから名前を書くってのは、
ちょっと怖いなぁ・・・。ごめんね」

顔には“署名したい”と書いてあっても、そう言わなければならない世の中は寂しいものです。



長井さんが亡くなった2007年9月27日。
当時、高校2年生の僕は
テレビや新聞などの報道からこの事件を知りました。


そして、今年の春から長井さんが卒業した東京経済大学に通っています。

長井さんの母校であることも、
この大学に受験し、入学する1つのきっかけになっているのですが、
まさか署名活動に参加するとは予想もしてなかったです。


そんな経緯があり、
恐らくミャンマー軍による『長井健司さん殺害』が
僕の記憶から消えることはまず無いと思いますが、
署名活動をしている中で通行人の方や署名をして下さった方の反応を見ていると、多くの人々の記憶から薄れ、
消えていきつつあるなと感じました。

人間である以上、忘れてしまうのは仕方のないことかもしれませんね。

ただ、中には
20年くらい前の事件だと思ってる方もおられて、びっくりです・・・。
=================================

記憶というのは難しいもので
思い続けることはなかなかできないと僕も思います。
そして、思い続けることが
いつも正しいとも思いません。
まさに時の流れだと。

ただ、長井さんの事件が
最低限の解決さえもみていないことが
歯がゆく思います。
ステップを進めることができるきっかけを
この活動の果実としてえることができないかを
痛切に感じています。