趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

CMSの普及率に見る日米の考え方の違い

2012-07-20 13:34:08 | 機器について
初心者にもホームページの構築の仕方がよく理解できるのが、Tripodのホームページの入力とかホームページの設計です。これは、まるでjoomlaのようなfreeのCMSをサーバーに入れて自作のwebサイトを1から設計していくのとよく似ていて、いや、それよりも、実感としてはもっと優しいものです。



こういう素人向けの分かりやすい形式のサーバーが、4~5年ほど前は非常に好まれていたようです。つまり、PHP、CGIなどのプログラムを一切触らないjoomlaのようなCMSが一般的なCMSとして2008年ごろは、google検索の回数では人気度ナンバーワンになっていました。ところが、2010年にMicrosoft社が独自のブログサービスを停止してwordpress.comに移行したことがこの統計にかなり影響を与えたと考えられ、現在はjoomlaは2位になっています。
日本で人気の有るwordpressやFC2ブログのようなCMSは、元来は非常にマニアックで専門家にしかテーマを自由に改変できないCMSなのですが、反面、プログラムの知識が全然無い素人でもプラグインをインストールさえすれば、瞬時にカスタマイズできてしまうタイプです。したがってこういったCMSは、webサイトを一見しただけで制作したのが素人だとは分かってしまいますが、機能的には非常に便利にでき上がるのです。こういうCMSは、現在では、アメリカをはじめ全世界で、joomlaに取って代わって一般的になってきました。
ところが、反対に日本では、いまだにちょっとカスタマイズの難しいmovabletypeやxoopsが比較的普及しているのです。
全世界で、今、もっとも普及しているCMSのタイプというのは、①基本的なメニューと②カテゴリーと③アイテムの階層構造で出来上がったシステムを専門的なプログラミングの知識や素養がなくても組み立てられるタイプです。一般の大多数のユーザーは、PHPのプログラムをいじくることは出来ないので、専門的な知識がなくても構築できるCMSでなくてはならないのです。それは、豊富な書式や例文を用意するか、或いはプラグインを用意して、お好みのパーツを選んでカスタマイズすれば、瞬時にちょっと見栄えのする機能的に便利なwebサイトが構築できるよ!という考え方なのです。
こういうCMSで出来上がったwebサイトは、素人が制作したwebサイトであってもある一定の水準をクリアしたものとなります。いま、全世界では、こういう意味でwebサイト作りのプロフェッショナルからアマチュアへの大衆文化の浸透が加速しています。
でも、日本では、もっと要求水準が高くて、見栄えや機能のより高度に洗練されたwebサイトが要求されるので、CMSは単なる素材であって大部分をカスタマイズするのは専門家に任せたほうが良いといったような考え方が、まだまだ一般的ではないのでしょうか。

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専用ブログサイトでの投稿と自作ブログでの投稿の質の違い

2012-07-20 07:49:23 | 生き方

私は、毎日ブログを作成して投稿を精力的に行っています。これが、私の現在の生きがいなのです。特に、ムーバブルタイプのような、ちょっとやそっとでなかなかインストールできないブログソフトで打ち込むのは、何とも云えない快感なのです。というのは、巷の有名なブログだったら、たとえばFC2、yahoo、シーサー、exit、忍者、ウェブリブログなどだったら、何の予備知識もなしに、いとも簡単にブログ投稿が出来てしまうので、ブログの持つメリットや便利さはよく分かっても、その危険性は気づかないのです。

ということは、言いかえれば個人情報だとか言ってはならないこと、書いてはならないことをいとも簡単に発信してしまうことにつながる恐れがあるのです。ブログは、いきなり発信するような仕様にはなっていない・・・内部保存もあるのですが・・・。巷の既成のブログでは、文章は非常に短いです。つまり、これらは、簡単に100%支障なくすらすらと投稿できることが分かりきっているので、思いついたことを瞬く間に書き上げてすぐ投稿ボタンを押してしまうのです。その間、わずか3分以内です。つまり、熟慮して推敲を重ねたような文書は打つような雰囲気ではないのです。どうしても思いつくままに投稿してしまいがちです。

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これとは対照的に、ムーバブルタイプなんていうCMSでは、いろいろ試していますが無料サーバーにはまずインストールすらできません。投稿までなかなか行き着きません。私は、ある有料サーバーで、インストールの手順を間違って、とうとう2~3日は路頭に迷いました。(笑)

だから、やっとインストールできた暁には、感謝感激雨あられ・・・という厳粛な気分になって、ブログを大切に使おうという心が自然に出来上がってきました。慎重に言葉を選んで丁寧に書き込む気持ちになるのです。その上、自分でインストールした手作りのブログですので、当然、どこかバグがあったり、ちょっと打ち間違っただけで書きかけの原稿がすべて飛んでしまったりすることも多いので、動作確認をする必要性が出てきます。そういう意味で、ブログ自体がきちんと間違いなく動作するように点検したり、研究したりする課題が多いのです。このあたりは、巷の出来合いの超便利なブログとは大違いです。

こういうわけですから、どうしても原稿は、別途メモ帳で打ち込んだり、何度も推敲を重ねたりします。それで、これで大丈夫だ!という確信が持てたときにやっと投稿することになります。文章も、比較的練りに練った重厚な長いものになります。

 

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movabletype のインストールは難しい?

2012-07-20 07:21:28 | webコンテンツ

私は、いろんな無料サーバーにmovabletype5のインストールを試みましたが、ことごとく失敗しました。たとえば、@pagesもtoyparkもLandtoも駄目で、海外の無料版のサーバーではawardspaceがだめでhost-edも駄目でした。これだけ失敗すると、もうやる気をなくします。というのは、FFFTPで転送するだけで1社で2時間~3時間ぐらいは優にかかるからです。

なぜ失敗なのだろうか?と考えると、そもそも受け付けないのがtoyparkやLandtoですがおそらくtoyparkはセキュリティのためにセーフモードがきついからでしょう。Landtoはサーバーが古いからでしょう。他のサーバーはシステムチェックは合格しますが、インストールの途中で止まります。何かちょっとしたガードや制限がかかっているからでしょう。

まあ、無料だから仕方の無いところです。あきらめます。

それで、私の契約している有料サーバーのextremはもちろん合格ですが、でも、規定どおりにインストールしないと失敗します。あくまでも「簡単インストール」の手順通りに実行しないとインストールはうまくいきませんでした。やはりなんらかのガードがかっているのかも・・・? あらかじめパーミションも設定済みのMTO5をほんの30秒ぐらいでコピーするだけです。これと違う手順で、独自にダウンロードした違うバージョンのものをインストールしようとしても、なぜかパーミションが違うのか、起動しますが、そのあとの設定がうまくいかない場合があります。

それと、もうひとつ注意点があります。即ち、movabletypeは各種のファイル置き場や表示URLは所定の場所というかあてがいぶちに決めてくるので、ユーザーが自由に変更できないのです。・・・これは、joomlaというCMSでも同様の仕様になっていますので、そういう仕様になっていると素直に理解して従った方がいいのです。

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