趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

歌舞伎観劇

2012-07-24 14:37:52 | 外出の記録
21日に、近所の人の誘いを受けて大阪松竹座の歌舞伎を見に行きましたが、今回は初めての歌舞伎の観劇です。どんなものかは大方想像はついていましたが、大仰な表情やしぐさは大変演劇としては評価される要素だと思います。歌舞伎は、リアリズムに徹したドキュメンタリー映画ではないですから、ある面非常に不自然で作為的ですが、元来、演劇というものは、無表情や無愛想で笑いや怒りの感情の起伏が平坦なのでは、当然評価が低いですから、興業成績を高めるためにああいったきらびやかな服装と舞台装置と抑揚のある台詞と、緊迫した息を呑むような掛け合い、絶え間なく続く三味線と語りの歌声が創案されたのだと思います。優れた古典芸能です。

当日は、第一の演目は、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)でした。

  渡海屋   大物浦(だいもつのうら)    

 渡海屋銀平実は新中納言知盛       吉右衛門

 女房お柳実は典侍の局            魁 春

 相模五郎                    錦之助

 入江丹蔵                    種太郎改め 歌 昇

 亀井六郎                    桂 三

 片岡八郎                    種之助

 伊勢三郎                    米 吉

 駿河次郎                    隼 人

 武蔵坊弁慶                   歌 六

 源義経                      梅 玉

この段で面白いと思ったのは、相模五郎とお供の運平さんです。主人銀平に刀をへし折られて石でたたいて元にもどし、捨て台詞を残して立ち去る場面です。そのときに、魚の名前を立て続けに並べて駄洒落を言う場面が面白いです。

「やい、銀ぼう、サンマめ、イワシておけばイイダコと思い、鮫ザメのアンコウ雑言、
イナダブリ(田舎武士)だとアナゴって(侮って)、よくいタイメザシにアワビたな(痛い目に遭わしたな)」
「サバ アサリ ナマコ(さはありながら) コノワタ(このまま)に、黒鯛(ケエズ、帰る)というは クジラしい(悔しい)。マグロはカツオ(負けるは勝つ)と言いながら、ナマリ(あまり)と言えば…」


よくこんな駄洒落の連続技を考えたものだと感心します。


あと、あっと驚いたのが、謡曲の歌声と同時にガラっと障子屋台が開いて、銀平がみごとな白装束の狩衣装に銀の鎧、銀の兜で登場してきたことです。腕に抱いているのは、赤い衣装に着替えた安徳天皇です。

あと、印象に残っている場面は、銀平が義経一行をねぎらって港の船に送り出す場面です。蓑のレインコートを全員に貸してあげて、雨風をしのぐように用意するところです。

はじめから、義経一行だとわかっていて、五郎を追い出して海戦で義経を正々堂々と討ち死にさせようともくろむ銀平=知盛の魂胆ですが、次の大物浦(だいもつのうら)の段で、大きな碇を身に巻きつけて壇ノ浦に沈む場面は見ものです。

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このように、初めて歌舞伎を観劇しましたが、大、印象に残る場面が多かったです。


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動作確認は自宅サーバーか有料サーバーで行うべきです

2012-07-24 11:57:53 | インポート
自分は、いままで無料サーバーで、自分の所属する任意団体のwebコンテンツや第三者から依頼されたwebコンテンツやCMSの動作操作をしてきました。今、よく考えるとその行為は、規約違反だと考えるようになりました。なぜならば、それは、完全に自分に帰する著作件や肖像権だとは言い切れないコンテンツや、或いは他人の著作権にかかるコンテンツを、本人でもないのに第三者が第四者?である全く責任の取れない無料サーバーにアップロードしている形になるからです。

これは、サーバーを貸しているオーナーにとっては、万一、揉め事があった場合に責任が取れませんから、発覚したり訴えがあった時点で規約違反です。・・・たとえば、googleの検索で登録されてしまうとミラーサイトになります。そうすると、依頼した自分の所属団体の長や外部の会社の上司が、どういうことだという疑問や確かめを部下にすると、部下は第三者の私に依頼したといいますが、そのサイトに依頼された任意団体や会社のイメージを損なう宣伝やリンクが張られていたり、ウィルスバスターで「危険なサイト」に指定されていた場合に、問題が発覚する場合があるのです。

実際は、そういう話にはなっていませんが、そうなってしまうとどうするんですか?というご心配やご確認は受けています。

だから、こういう場合は、絶対に自宅サーバーか或いは有料サーバーで動作確認を取るべきなのです。そうすれば自己責任ですから、たとえgoogleの検索エンジンに登録されてミラーサイトになっても、それは部下の人から依頼を受けて自己責任でテスト運営しているだけだといえば、それで済む話なのです。



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ネット社会でW定額かスマホにして高い授業料を支払うべきか?

2012-07-24 10:43:50 | 機器について
昨日、auのパケット通信料金を見てびっくりした。自分のウェブサイトを携帯で2~3時間確認していただけなのに、1万円近くかかっていたのだ。まあ、写真も含まれていることだし、やたら費用がかかるものだな・・・と思った次第です。高い授業料をはらったものだと思いましたが、反面、全然授業料を払わないで、何か携帯の技術情報を身につけて、老後の生きがいにでもしよう・・・なんてことを考えても120%無理ですので、毎月幾分かはネット料金を払っていかねばなりません。無料では、ネット上のノウハウは身につかないものです。まったく生きがいにも何もなりません。したがって、データ通信を少しはするつもりならば、携帯の通信料金はw定額にするべきです・・・授業料は支払うべきだと思います。

現在は、年金生活者ですから、「無料がいいね、格安だと助かるよ!」とばかり考えていますが、これは過去に支払ったインターネットの授業料(毎月3万円程度)を現在62歳になっても食いつぶしているだけの話ですので、スマホ向けのコンテンツを発信するためには今後はひどく情報不足ですので、もうすぐ今までのPC用のwebサイトつくりの蓄積したノウハウは払底します。

もとより、過去にそれなりの収入があったのにもかかわらず、移動体通信でインターネット関連の勉強をするためにほとんど授業料も支払ってこなかった倹約家=ガラケーだけ=ケチな人(自分を含めて・・・)が世の中の大半を占めていたことでしょうが、これからは、スマホ中心に情報が流れる世の中になりつつありますので、そういうわけにもいかないのです。これからは、ほとんどすべての国民がスマホに収奪されることでしょう。スマホで永年、授業料金を支払って、やっとネット人間として市民権を得て、生きがいになる世の中に必然的になっていくのでしょう。

いやなことですが、年齢とともに頭が老化していきますので、極端な話、高い授業料金を払ってネット社会に参加するのか?それともボケるのか?という二者択一になるのではないかと本気で危惧するものです。第一、いくらリタイヤしたからといって、手足がまだまだ動くのに家の中でじっとしてインターネット検索をしているのでは、体に良くないです。グーグルマップで検索して、いろんな場所を訪れて実地に情報を得るなどして、活動するべきです。それにはスマホは必需品です。



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