ヘッド一体型のインクは買い換えると新品同様に!!
新しいプリンタじゃないですが自宅にはCanonのip2700.MP490、MG3630の3台を所有しています。これらの機種は、3色一体型のカラーインクと黒インクの2本がセットで構成されており、ヘッドがインクと一体化しています。なぜこういう仕様のプリンタを購入したのかというと、独立6色型のプリンターだとヘッドが詰まって故障した場合に最悪は機種本体ごと買い換えないといけないからです。ヘッド一体型の場合は、インク詰まりで故障しても新しい純正インクを購入すれば新品同様のプリンタになります。
純正インクは高価なので節約志向になると・・・
難点は、もちろん、ヘッド一体型の純正インクの価格が独立タンク方式と比して高価だということですが、MG3630の場合は比較的安価です。が、カラーと黒のセットで3600円程度はしますし、カラーインクは一色でも無くなれば他の色が残っていても使えないので、やはり不経済です。でも、純正品の発色の良いインクは皆さんが満足して印刷物を読んでくれるだろうと期待していましたので、まあいいかな?と購入当初は思っていました。ところが、実は、高価ゆえにインク節約に走りがちでした。たとえば、自分がお奨めして同時に量販店でMG3630を購入した知人の某氏ですが、印刷枚数を減らすために広報誌の編集会議で3人で1枚のゲラ刷り原稿を配布したのですが、読みにくいので一人一部にしてもらえませんか?という編集部員からの要望がありました。
格安インクの効用
結局は某氏も格安インクを購入することになったようです。また自分もインク節約のために放課後学習会で子ども用に1枚のプリントに細かい字で多くの問題を印刷したことがありましたが、やはり読みにくくて、みんなやる気がそがれたと感じたようで、現在は格安インクを使っています。こんな風に節約印刷をすると、純正インクの値打ちがなくなってしまいます。それならばむしろ格安インクを使った方が多少印字品質が悪くても、みなさんに気分よく読んでいただけるのではないかと思いました。
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格安インクの難点はあるが工夫して使えば・・・
難点は下手をするとインクが漏れたりカラーインクが混ざってしまったり、インクの出方が悪かったりして、使いものにならないことがあることです。
でも、解決方法はあります。水をしみこませたティッシュペーパーの上にヘッドを置いて、詰まったノズルを毛細管現象でもってインクの通り道をふさいでいる固まったインクを外へ押し出して通りを良くします。こういうことを何回も繰り返せば、無事使えるようになります。カラーインクが混ざってしまったものは仕方が無いので、色バランスがずいぶんと変ですがそのまま使っています。黄色が黒ずんで、赤が海老茶色になって青があせてくすんだ色になっていますが、ボランティア活動の放課後子ども学習会の計算・漢字プリント用とか、社会福祉協議会の広報誌の原稿印刷などは、モノクロ印刷が主体なので別段気にならないということから、現在は格安インクをフル活用しています。