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仮想OSの安定性には何が一番効果的か?

2024-07-14 10:19:44 | 機器について

第一義的には仮想化支援機能ON・・・Winodows10をホストにしてVerchalBox7.0を仮想環境に使っている場合、これの設定で仮想化支援機能をONにすると絶大な効果があります。具体には、下図のとおりです。

1 .   I/O APICの有効化・・・CPUを2つ以上使う場合は、Verchalbox7.0の仕様により有効化する必要がある。これで、複数CPUの能力を最大限使って高速化できる。

2.  ハードウェアクロックをUTCに設定・・・協定世界時に変更する必要がある。日本標準時のままでは仮想化が効かないのでエラーとなる。

 

2.PAE/NX有効化・・・32ビットのCPUで4GB以上のメモリを有効にするスイッチ。もちろん64ビットCPUでもノーチェックよりも有効化しておくことで、4GB以上のメモリを有効に管理できる。

3.ネステッドVT-x/AMD-V有効化・・・仮想化にはインテルCPUではVT-x、AMDのCPUではAMD-Vの有効化が必要です。

4.ネステッドページングを有効化・・・3と連動していますから、必ずONにします。

5. ストレージの項目の「ホストのI/Oキャッシュを使う」を有効化・・・これにチェックを入れると、仮想ストレージの読み書きが高速化されます。チェックを入れないと低速度度になってしまうので、必ず有効化します。

2番目にメモリ割当・・・メモリ搭載が6GBの場合は3.3GBを割り当てています。これぐらいに目一杯にメモリを確保しないと、動画を再生しながらマルチタスクでCHROMEを立ち上げてブログを投稿する・・・といったようなUBUNTU本来の使い方ができません。ゲストOCのCPU使用率を低く抑えるためにも、ギリギリまで確保する必要があります。

3番目にCHROME・・・例えば1動画再生と2ブログ投稿と3表計算と4LINEの交信を同時並行的に進める場合、別のアプリで4個を個別に立ち上げると、メモリ不足に陥る可能性が高いです。なので、これらを全てCHROMEで処理します。そうすると、フリーズの危険性は低くなります。

4番目にネット接続・・・仮想OSはスマホと同じことです。これが不安定とか切断していると、ファイルが読み込めないのでアプリがフリーズする可能性が高いです。動画再生で音声が途切れたり割れたりする場合は、大抵ネット接続が切れていて、アプリがフリーズしている場合です。一旦こうなってしまうとシステムの再起動しか回復の方法がありません。

 

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