Windowsでは解像度が変更されないがLINUXでは強制的に1024☓768に変更しようとしてブラックアウト!
某メーカーのモニタ切替器でもって3台のPCを切り替えて1台のモニタ(DELL製P1913s)に接続しようとしましたが、WindowsのPCは元の解像度のまま正常に表示されましたが、LINUXの場合は最大解像度が1024☓768に下げられたりブラックアウトしたりしてしまいました。
不具合その1・・・もともとUBUNTU18.04で1024☓768の解像度に設定しておいたPC(60.04 75.03)の場合は、KVMを経由しても何も不具合は起こらないように見えましたが、解像度が1024☓768と800☓600だけに制限されたりモニタのメニュー画面がロックされたりして、画面の輝度・コントラスト・鮮明度・彩度・工場出荷時リセット等々のスイッチが一切効かなくなってしまいました。
その後、何度起動し直しても、ログイン後にブラックアウトして「リフレッシュレート(水平解像度60.04)のタイミングがこのデイスプレイでは合いません。他のモニタで正しい解像度に設定しなおしてから再度このディスプレイに接続してください。」というエラーメッセージが出るようになりました。
トラブルシューティング
そこで、某メーカーのサポ−トセンターの記事を読むと、「一部のパソコンに搭載されているグラフィックボードはKVM経由ではディスプレイを認識できず、グラフィックボードが持つデフォルト解像度に変更してしまう場合があります。」と記述されています。 UBUNTU18.04の場合は、解像度をデフォルト(水平解像度60.04)へ変更しようとして失敗したようです。そして、その無限ループに陥ったままモニタのメモリに記憶されたので、モニタの電源を切ってしばらく放電を試みても、一切何も表示出来なくなってエラーメッセージが出続ける状態になったのではないかと推測されます。これは、工場出荷時の状態にリセットしないといけません。
不具合の解消策・・・結局、UBUNTU18.04をDVD起動して、モニタのメモリを一旦正常な状態=工場出荷時の状態に書き戻す作業をしました。それからUBUNTU18.04をHDDにインストールし直しました。以後はモニタ切替器は使わないようにして、モニタのDsub15ピンとDVIを両方とも接続して、同時接続は絶対にしない条件で2台のPCを切り替えて使用するようにしました。これで、不具合は解消です。
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