湯前町の元湯前郵便局長が現金を横領したとされる問題で、横領を知りながら報告しなかったとして懲戒解雇された水上村の元水上郵便局長の男性(51)が「解雇は重すぎる」として、日本郵便に対し労働契約による地位確認を求めて熊本地裁に提訴したことが4日、分かった。解雇後の賃金の支払いも求めている。
訴状によると、元水上局長は昨年3月、近隣局長が実施する現金検査で横領を認識したのに日本郵便に報告せず、検査結果を虚偽報告。「職務上知り得た犯罪の隠蔽[いんぺい]、放置」に当たるとして同年8月、懲戒解雇された。
元水上局長は「外部監査の形骸化などに問題があり、自分の行為は横領発覚を遅らせた一因にすぎない。停職が相当なのに弁明機会も与えられなかった」と主
「解雇は重すぎる」 元水上局長が日本郵便提訴
訴状によると、元水上局長は昨年3月、近隣局長が実施する現金検査で横領を認識したのに日本郵便に報告せず、検査結果を虚偽報告。「職務上知り得た犯罪の隠蔽[いんぺい]、放置」に当たるとして同年8月、懲戒解雇された。
元水上局長は「外部監査の形骸化などに問題があり、自分の行為は横領発覚を遅らせた一因にすぎない。停職が相当なのに弁明機会も与えられなかった」と主
「解雇は重すぎる」 元水上局長が日本郵便提訴