海上自衛隊呉基地(広島県呉市)に停泊中の潜水艦内で自殺を図った坂倉正紀2等海尉(42)=山口県宇部市、休職中=の両親が、適切な措置を怠ったなどとして、国を相手に3千万円の損害賠償を求める訴訟を山口地裁に起こす。2等海尉の家族らが13日、山口市内で記者会見して明らかにした。
家族らによると、坂倉2等海尉は2013年9月2日、潜水艦「そうりゅう」の寝室で拳銃による自殺を図った。一命は取り留めたものの、現在も寝たきりの状態だという。「上官による殴る蹴るなどのいじめによってうつ病を発症していたのに、適切な措置が取られなかった結果の
「上官暴力で自殺未遂」 海自隊員の両親、国提訴へ
家族らによると、坂倉2等海尉は2013年9月2日、潜水艦「そうりゅう」の寝室で拳銃による自殺を図った。一命は取り留めたものの、現在も寝たきりの状態だという。「上官による殴る蹴るなどのいじめによってうつ病を発症していたのに、適切な措置が取られなかった結果の
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