世界の62人の富豪が保有する資産は、全人口の約半分にあたる最も貧しい人々36億人分の富に相当する。貧困問題に取り組む国際協力団体「オックスファム」(Oxfam)がこのほど発表した最新調査(PDFファイル)はそう述べている。
貧富の差の拡大は続いている。2010年には、世界の富豪388人が、世界人口の半分を占める貧しい人々がもつ富に匹敵していた。その数は2012年には159人、2014年には80人と、次第に減少してきた(グラフ1)。
オックスファムによれば、世界の人口のうち「最も豊かな1パーセント」がもつ富と、「最も貧しい50パーセント」がもつ富が同じになるという見通しは、予想より1年早く、現実になったという(グラフ2)。
世界人口の約半数は「より貧しく」なっていく
貧富の差の拡大は続いている。2010年には、世界の富豪388人が、世界人口の半分を占める貧しい人々がもつ富に匹敵していた。その数は2012年には159人、2014年には80人と、次第に減少してきた(グラフ1)。
オックスファムによれば、世界の人口のうち「最も豊かな1パーセント」がもつ富と、「最も貧しい50パーセント」がもつ富が同じになるという見通しは、予想より1年早く、現実になったという(グラフ2)。
世界人口の約半数は「より貧しく」なっていく
萩生田光一官房副長官は22日の記者会見で、安倍晋三首相が正社員と非正規労働者の賃金格差是正に向けて打ち出した「同一労働同一賃金の実現」に関し、「何をもって同一とするかなど、検討を加えなければならない事項が数多くある。直ちに法案作成や制度設計に入るということではない」と述べ、法制化の前に検討すべき課題があると説明した。
萩生田氏は「労働者の経験や責任の重さをどう評価するかなど
賃金格差是正、法制化に課題=萩生田副長官
萩生田氏は「労働者の経験や責任の重さをどう評価するかなど
賃金格差是正、法制化に課題=萩生田副長官