スマートフォンアプリで家庭教師から個別指導が受けられる教育サービス「スマホ家庭教師mana.bo(マナボ)」を運営している株式会社マナボは、「スマホ家庭教師mana.bo(マナボ)」の東京大学をはじめとした難関大学現役生のチューター30 名を対象に“ブラックバイトに関する調査”を行なった。調査の結果、ブラックバイトの経験者は3割で、その内の約2割は「対処をしていない」と回答。
また、ブラックバイト経験者の対処方法については「辞める」「労働基準監督署に連絡」「事務に相談」「直接抗議」が上位に入った。また、ブラックバイトの主な内容は、「残業代の不払い」「休憩時間の不付与」「パワハラ・セクハラ」となっている。また、ブラックバイトは「接客業」「教育(塾・家庭教師)」に多数見られ、ただし幅広い業種で散見されていることがわかった。
■ブラックバイト経験者は3割!その内、約2割は対処せず
調査によると、昨今問題となっているアルバイトに対し過酷な仕事を強要する、通称「ブラックバイト」を経験した人が3 割に(30.0%)に上ることがわかった。また、その内の約2 割(22.2%)は「対処をしていない」と回答。残り約8割(77.8%)の「対処した人」に具体的にどのような対処をしたか聞いたところ、「やめた」や「労働基準監督署に連絡」など学生だけでは解決しきれない問題があることが浮き彫りになった。
■ブラックバイトの実態!残業代不払い、休憩なし、パワハラ・セクハラ
ブラックバイトを自身が経験、もしくは周囲で見聞きした人(19 名)に対し、ブラックバイトの内容について聞いてみたところ、「残業代の不払い(52.6%)」、「休憩時間の不付与(26.3%)」、「パワハラ・セクハラ(26.3%)」が主な内容として挙げられた。具体的な体験談では、「塾でコマ分しか時給発生しない。」、「給料の振り込みが数ヶ月滞納される。」といった給与面の問題や、「理不尽な上司の言及。モラハラとも思える対応。」、「社員間でわざと違う指示を出して楽しむ。」などのパワハラに該当するような事例について回答があった。
■ブラックバイト経験は「接客」「教育」で多数!ただし、幅広い業種で散見
ブラックバイトを自身が経験、もしくは周囲で見聞きした業種を見てみると、「接客業」、「教育(塾・家庭教師)」、「事務」、「エンジニア」、「リゾートバイト」などが
“ブラックバイト”が多い業種は?