今年の春、新型コロナが世界中で猛威を振るうなか
マスクや消毒液がことごとく店頭やamazon、楽天などネットからも消えて
少し残っていたものは高額で売買される事態が起きました。
でも、今は消毒液は不足が続いているようですがマスクは以前と同じように
店頭にもたくさん置かれていますし、ネット上でもたくさん販売されています。
ところでこれから冬を迎えるとまた消毒液、マスク不足の事態が起こるのか気になるのですが
世界の工場と言われる中国でも多くの新規メーカが供給者として参入していて
生産能力はほぼ心配ないともいわれています。
爆発的な需要拡大は起きないどころか、過剰供給気味で企業が淘汰される心配すらあるほどとか。
中国医薬保健製品輸出入商会のデータによれば、輸出先の品質評価機関の認定を取得した中国の
医療用資材メーカーは4月25日時点では93社にすぎなかったが、9月22日時点では3129社に膨れ上がった。
中国のマスクの生産能力は、業界の調査データによれば新型コロナの流行前は1日当たり2000万枚だった
それが4月末には5億枚に増え、8月末にはさらに10億枚に倍増した。
「既存メーカーの拡張と新規参入組の急増で、業界全体の生産能力が過剰になってしまった。
単にブームに便乗して立ち上げたマスク工場は、今後は淘汰が避けられない」。
日本国内でも生産量を増強したり新たにマスク生産に参入する企業もたくさん出ましたね。
今度の冬、マスクが入手困難になったり価格が異常に高騰することは無いことを願ってやみません。