自宅と道志の日々

タイトルを「自宅と道志の日々」にしました。日記のようにつぶやいています

さすが庭師

2020年08月10日 | なかま道志

先日の朝です。

古い付き合いの植木屋さんが入りました。

親方(社長)が厳しいので、全てを心得ている職人さんたちです。

親方は造園業ですが、庭師の振る舞いや意気込みを感じます。

最初に、私がどれを生かして、どのように刈り込んで欲しいかを伝えます。

たとえば、実の付かない柿の木は詰めてくれ。

桜は見事に咲くので、陰になる他の木は枝を切り落としても良いと。

松だけは、職人任せにします。

全体に風遠しが良くなるようにと・・・。

隣地との枝ははみ出ないように、掃ってくれ。

などとこちらのイメージを伝えます。

毎年お願いしている植木屋さんですので、職人さんの顔も良く知っています。

5人で2日間かな?

それなりの手間賃もかかります。

最初は玄関周りから始めました。

ハサミの音が響きます。

良い音しています。

この音を聞いただけで、上手かどうかも分かります。

また、刈込の深さも分かります。

ハシゴをかけ、安全帯をして足を大きく開き、ハサミを入れて行きます。

ほとんどの造園業は、市などから委託されて街路樹の剪定や草取りが多いのでしょう。

松を刈り込むには、それなりの技も必要です。

松に取り掛かっています。

ぼさぼさの松もサッパリしました。

長女も足袋を履いて、ハサミを持ちます。

枝も風が通るようにスッキリとしました。

やはり庭師でないとできない剪定作業です。

先ずは玄関周りが終わり、庭になりました。

柿の木によじ登っている、若い職人です。

下からオヤジ(社長)が、あの枝を掃えなどと指示が出ます。

足場も確保しろよ!と安全に努めていました。

段々、サッパリしてきました。

切り取った枝も量が多いこと。

勝君や真理さんの夫婦(めおと)職人も一人前になっています。

一応、柿は終わりました。

桜は日影になっているため、最後になるのでしょう。

この日も暑い日になりました。

分かりにくいと思いますが、形の良い松があります。

松を選定するのはオヤジ(社長)でした。

地下足袋を履いて、ハサミを入れています。

パッチンパッチンと良い音が聞こえます。

自前のハサミは高級品で名前入りでした。

翌日も朝8時半にはこれから入りますと挨拶にきました。

昼食時もハシゴなどは横にして、切り取った枝は片付けています。

電動工具などは使いません。

刈込バサミなどを使って、剪定の深さを確認しながらです。

電気バリカンのようなものを使うのは街路樹など受ける植木屋さんで、いわゆる庭師は全てハサミです。

私が出来るのは草花やゴーヤの管理くらいですね。

一日目が終わりました。

庭も片付いています。

さすが厳しい親方の下で修行を積んだ植木職人は違いますね。

こちらも適格な指示要望を出さなければなりません。

昔はお庭番がいて、先代などは作業が終わると、たばこ銭(お疲れ代)を出していましたね。

夕刻には市の体育館でダンスの練習に行って来ました。

会場を取って、4組くらいがそれぞれに練習するのです。

少しだけ汗をかきました

この日のお月さんは「満月でしたね。

 

Hiro