自宅と道志の日々

タイトルを「自宅と道志の日々」にしました。日記のようにつぶやいています

コロナ感染拡大と介護離職

2021年08月18日 | なかま道志

今朝の東京地方久しぶりの青空とゲリラ豪雨が。

昨日のコロナ感染者数も5,386人でした。

過去2番目の感染者数です。

病院関係に勤める長男坊もメールで「コロナで疲れたよ!」とポツリ。

今朝の新聞でも「制御不能」の文字が・・・。

怖い言葉です!

今や超高齢社会をむかえています。

人の世話にならずに健康で生活できる健康年齢は、男性は71.19歳、女性は74.21歳です。

私は73歳ですので、健康年齢は少し超えました。

平均寿命では男性が80.21歳で、女性が86.61歳です。

平均寿命で言えば、あと6~7年となります。

今の気持ちとしては、その時までに運転免許を返上するつもりです。

あと6~7年なんとか健康であればの話です。

人によっても異なりますが、健康年齢と平均寿命の差は約10年ですが、逆に考えると10年は介護が必要な状態になります。

更に人生100歳時代と言われると、自分が今後どうなって行くかも考えてしまいますが、20年以上介護が必要な状況になります。

でも、意識がしっかりとして、健康的で自立して、人の世話にならずに普通の生活ができれば、それに越したことはありません。(願望!)

しかし、認知症が進んだ状態で10~20年暮らすのは自分が認知症だと分かりませんので、それはそれとして介護する方は厄介で大変です。

ボケちゃった方が得策かも知れません。

以前は家族も多く、それなりに親の介護などは自宅でも何とかできました。

また団塊のジュニア世代も50歳代になり、次の私のような介護待ち世代が増えています。

ハッキリ言って、親の介護は誰が見るのですか?

親は長男(嫁さん)・長女に頼りし、末っ子を甘やかすことが多く見受けられます。

生活費は自分(当事者)の年金や預貯金と同居の長男が負担している話も多く聞きます。

末っ子には年金から小遣い・・・。なんて言うこともあります。

そのような兄妹がいる家族はまだ良いほうかも知れません。

統計によると2022年(来年)から介護離職者が大量に発生すると言われています。

実際は2021年からと言う統計ですが、コロナ禍で在宅勤務も増えて、時間を調整して親の介護をしている方も多いようです。

 簡単に言うと、公的機関(特別養護老人ホーム)は月に10~15万円かかります。

順番待ちで簡単には入れません。

東京近郊の例では、施設の維持費(土地代や人件費など)もかかり、民間有料老人ホームは先ずは保証金50万円くらい納入して、月に20~25万円くらいかかります。

公的機関も月に10万円くらいはかかるのでしょう。

また、民間もお小遣いと言って、薬代やおやつ、オムツ、衣類などの経費が月に5万円くらいかかります。

仕事をしながら介護するかの判断は難しさもあります。

蓄えのある方は、施設にお願いすることもできるのでしょう。

しかし、蓄えが無いとしたら、月に15万円~25万円は捻出できますかね?

それに両親(二人)だとすれば、月に50万円?離職も余儀なくされます。

これが現実です。

実情に合わせて、この後はご自分で計算してください。

 介護施設(老人ホーム)はちょっとした世話付きのホテルで暮らしているようなものです。

一人の親の介護(面倒)を見るだけでも、その金額ですから二人親やもしかしたら四人の親の面倒を施設に入ってもらうと、とても収入だけではまかないきれません。

当然、仕事を辞めて介護に専念することになります。

自分たちだって、介護が必要な状態になれば、どちらかが老々介護することになるのでしょう。

この問題は切実ですので、ご自身や子どものためにも仕組みや用語説明をシリーズでご紹介してまいります。

先ずは、自分が人の世話にならずに健康で生活できることに心がけることです。

子ども世話にならないように、ご自身(ご夫婦)の将来設計を考えて置くことが先決です。

73歳になっても、まだこんな格好が出来るのは幸せかも知れません。

昨夜は炊き立てのご飯でおにぎりが食べたくなりました。

段々、こんな食事?を好んで来たのでしょう。

美味しいおにぎりでした。

 

Hiro