先ほど、道志村に入りました。
やはり来るとやることがたくさんあって、元気にもなります。
いま、少しずつですが身の周りを片付け始めました。
使わないモノがたくさんありますが、そこには思い出もありなかなか処分できません。
第三者ならバッサリと処分してくれるのでしょうが・・・。
台風14号も過ぎ去り、私ども地域では大きな被害もなく安堵しています。
ふと、庭先を見ると枯れたハート型の葉がありました。
私の好きな季節は晩秋です。
小判草とは名ばかりで、これが本物の小判なら・・・。
女房が読んでいる(観ている)ある雑誌に、「暮らしを小さく整える」のコーナーでダウンサイジングの楽しみとエッセーがありました。
その中で「思い出はモノに宿るのではなく 自分の中に保存される」とありました。
私にもこれは絶対に手放せないモノもあります。
たしかに、思い出の詰まったモノが無くなっても、自分の中に保存されれば良いと考えるべきなのでしょう。
道志で育てた環境用のトウモロコシです。
今回は全てを収穫し、秋に備えます。
もう、9月下旬に近づいています。
昨日は秋のお彼岸でした。
暑さ寒さも彼岸まで・・・。
私流に思うと、人生も秋の彼岸が若さとの境目で、今後は白秋や玄冬に入るのでしょう。
飾り台には、暑い夏を過ごした品々が収穫の時期を迎え、それらを観賞する時になりました。
写真を趣味とする私は、かなり思い出もあり処分することはできません。
誰が見ることも無い写真ですが、それらをいちまい一枚スキャニングして、ハードディスクに保存し始めています。
*暗くてスミマセン!
スキャニングしながら、写真を見てはいろいろな思い出が出てきます。
子どもの小さかった頃、私も女房も若かった頃、両親も元気で一緒に食事や小旅行をした頃・・・。
雑誌や使えなくなったカメラ類は処分できますが、さすが写真だけは簡単に処分できません。
セピア色になった50年前の写真です。
女房は山梨県の旧竜王町の出でした。
母方の実家は、三珠町でしょう。
身延の方にも親戚筋が多く、昔の知事の望月〇〇さんいます。
女房の母方の実家(山梨県三珠町大塚)の縁側で、親父と女房の曾爺さんと囲碁をしています。
こんな写真を見ると、その時のことや、これまでのいろいろなことを思い出します。
今、この3人は誰もいません。
玄孫(やしゃご)の子どもたちとお爺ちゃんお婆ちゃんです。
白黒の写真もたくさんあります。
今は道志村へ通い生活しています。
女房の知り合いが手放したいと、見にきて雰囲気が三珠町に似ていたので決めた経緯もあります。
これも縁ですね。
本来はダイビングやヨットを趣味にする海人間でしたが・・・。
野良作業や木工づくりに精を出しています。
体力も気力も落ちて来ました。
まさに枯葉時代に突入したのを実感しています。
自室の周りを見ても9割は無くても不便は無いのですが、写真だけは残したい(スキャニングして)ものです。
枯れた葉のハート状態ですが断舎利は難しく感じています。
もう少しは、道志で過ごすつもりです。
水(湧水)は美味いし、空気も美味い!
Hiro