ここ数日は雨ばかりの東京地方です。
あの暑かった夏はどこへ行ったのでしょう。
きっと、道志も高齢化が進んでいます。
車(バイク)が運転できないと、生活しにくい村です。
高校生になればバイク通学もできるのでしょうが、冬場の山越えは親が面倒見ことでしょう。
したがって、若い方々は都留方面などで下宿生活をせざるを得ません。
そして、過疎化により高齢者も増えて来ます。
今回は介護の話をさせていただきます。(雑学です)
*日除け代わりのゴーヤも最終段階になって来ました。
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さて、全くの専門家ではありませんが、知り得た雑学をご紹介いたします。
「介護用語 要介護とは」です。
介護シリーズも6になりましたが、一番大事な要介護の段階をご説明いたします。
要介護1(軽い方です。あれ?と感じるくらいです)*周りの方は気が付かないと思います。
・身だしなみや居室の掃除などの身のまわりの世話に何らかの介助(見守りや手助け)を必要とすることがある。
・立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に何らかの支えを必要とすることがある。
・歩行や両足での立位保持などの移動の動作に何らかの支えを必要とすることがある。
・排泄や食事はほとんど自分ひとりでできる。
・混乱や理解低下がみられることがある。
要介護2(ちょっと世話が必要)*ご家族など日常な面倒が必要になります。
・身だしなみや居室の掃除などの身のまわりの世話の全般に何らかの介助(見守りや手助け)を必要とする。
・立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に何らかの支えを必要とする。
・歩行や両足での立位保持などの移動の動作に何らかの支えを必要とする。
・排泄や食事に何らかの介助(見守りや手助け)を必要とすることがある。
・混乱や理解低下がみられることがある。
*昔の我が家周辺の農家(畑)です。
この写真で市の特別賞をいただいたこともあります。
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要介護3(かなり進行している状態)*ご家族なども疲労感も出てくる時期です。
・身だしなみや居室の掃除などの身のまわりの世話が自分ひとりでできない。
・立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作が自分ひとりでできない。
・歩行や両足での立位保持などの移動の動作が自分でできないことがある。
・排泄が自分ひとりでできない。
・いくつかの不安行動や全般的な理解の低下がみられることがある。
*以前買い求めた雑誌です。
ある講演の際に活用させていただきました。
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要介護4(専門機関での対応になる)
・身だしなみや居室の掃除などの身のまわりの世話がほとんどできない。
・立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作がほとんどできない。
・歩行や両足での立位保持などの移動の動作が自分ひとりではできない。
・排泄がほとんどできない。
・多くの不安行動や全般的な理解の低下がみられることがある。
*父親方のお爺ちゃんを囲んでパチリです。
もう67~8年前の写真です。
この頃も認知症などはあったのでしょうが、家族が大勢いたので家庭内で見守っていたのでしょう。
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要介護5(専門機関での対応になる)
・身だしなみや居室の掃除などの身のまわりの世話ができない。
・立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作ができない。
・歩行や両足での立位保持などの移動の動作ができない。
・排泄や食事ができない。
・多くの不安行動や全般的な理解の低下がみられることがある。
ちなみに私の母親(98歳)は今年、要介護5に認定されました。
今は施設のお世話になり、それなりに体は元気で穏やかに暮らしてしています。
一昨日は面会に行って来ました。
仕事を辞めて、完全退職した方は、この用語くらいは知っておいても良いのかも知れません。
まして、退職して直ぐの方は、仕事でそれなりの立場であったり、その時の責任感やプライドが邪魔をしているのかも知れません。
もう、部下はいませんし、いらっしゃるのは対等の奥さんや子どもたちです。
現職時代の延長で、家族に対して怒りぽかったり、当たり散らしたりするのは、ある意味では介護が必要な段階に入るのでしょう。
昔は昔で、これからのことを考える必要があります。
日本人の「平均寿命」と「健康寿命」についてですが、平均寿命は、男性が79.55歳、女性が86.30歳となっています。
一方で健康寿命は、男性が70.42歳、女性が73.62歳とのことで、この2つを比較してみると、男性は9.13年、女性は12.68年も差があることになります。
おかげさまで、私の健康寿命の70.42歳は過ぎました。
あくまでも平均ですが、3年くらいは得した感があります。
*まだ、道志での野良作業もしていますし、ダンスのレッスンも励んで?います。
男性の平均寿命は79.55歳です。
平均とすれば、あと6年です。
いつしか、(何年かは)介護の世話になることでしょう。
もう、物忘れも多く始まっているかも知れません。
「介護用語 要介護とは」のご紹介でした。
Hiro