自宅と道志の日々

タイトルを「自宅と道志の日々」にしました。日記のようにつぶやいています

何歳まで運転できるのか?

2023年09月22日 | なかま道志ベース

先ずは余談からお話しします。

*画像は全てネットより拝借しています。

私どもの住んでいる東京地方の個人タクシーは都内と隣接する武蔵野・三鷹地域しか許可?がおりていないと聞きました。

これも相撲部屋の年寄り株のみたいで、許可する数が限られていたようです。したがって個人タクシーの免許を取得するには、持っている方がリタイヤするとか、何かの都合で辞める時に譲りうけると言うものでした。

以前、ある関係で個人タクシー組合の新年総会で来賓として、ご挨拶したことも何度かありました(新宿の京王プラザホテルだったかと思います)

個人タクシーですので個人事業者であり団体などは無いかと思っていましたが、組合があって健康保険や確定申告など、事務的作業の取りまとめも行っているとしていました。

また、組合内では各種のクラブ活動も盛んにおこなわれていました。野球チームもあるようです。各地域ごとの個人タクシー組合との試合です。

もちろん、各種研修会も開催されています。

その組合の代表者(普段は個人タクシー業です)に、今度は認知症の研修会をするとの話を聞きました。そうか~利用者さんも高齢の方が乗るので、その対応などでの研修だと思いましたが、話は異なっていました。

ドライバーさんが高齢になり、行きはお客さんの誘導やカーナビで分かっても、帰り道が分からなくなる高齢のドライバーさんもいるとのことです。そのための認知症講習会を開催したようです。

個人経営ですので、会社組織とは異なり健康面も疎かになったり、シフト制度がありませんので、多くの個人タクシーのドライバーさんは、昼間寝て、夜間に効率良く稼ぐようです。夜間の長距離を狙っていると言っていました。自分から仕事時間や健康管理をする必要あると言っていました。

個人タクシーの方が、会社組織のタクシーより高収入を得られるようです。

運転業務は運動不足になりがちで、時間の合間を見ては昼間などはスポーツクラブや他のスポーツを行っている方もおります。(知り合いにもダンスを愛好しており、上級者方もおります)

私は個人タクシーの免許のおりる地域に住んでいますが、その市に在住していなければなりません。もちろんタクシー車両の駐車場も市内です。

何人かの方は、その条件を満たすために家族とは別居して他市から住居確保のために、当該市のアパートなどに住民票を移しお住いでした。その方々は、近くのスポーツクラブの温泉風呂だけを利用しています。お風呂を沸かすよりは手っ取り早いのでしょう。風呂屋さんとは異なって、スポーツクラブですので10時頃から遅くまで開いています。

私はタクシーを利用することはほとんどありません。最寄りの駅からも歩いて帰れる場所に住んでいます。飲んでも最終電車の時間内には帰宅します。

したがって車を使って飲みに行き、帰りは代行車をお願いしたことはありません。住んでいる街に代行車があるかどうかも知りません。

道志で飲む場合はどうするのですかね?いろいろと想像してしまいます。

駐在所は1カ所だけです・・・。

今では、高齢者が大型スーパーなどから、重たい買い物袋を持ってタクシーで帰宅する姿を良く見かけます。ロンドン型タクシーも多くなり、乗り降りがしやすそうです。

タクシーの車種もいろいろとありますが、車好きのドライバーさんは高級車にしていました。

理由は自分の職場で車が好きだからと言っていました。

さて、本題です。

国土交通省は新たに過疎地などでの個人タクシーの営業を認め、運転手は80歳を上限にすると明らかにしました。

現在は人口がおおむね30万人以上の地域で、原則75歳まで営業できるとのことですが、法人タクシー事業者の最低保有台数の規制も緩和するようで、運転手不足や法人の経営難に対応し、公共交通が不便な地域の移動手段を確保することを目的としているようです。

営業するには、個人タクシーの経験が1年以上あることを条件とする。

安全確保のため、75歳以上の場合は、体調面などを地域の法人事業者がチェックする。

都市部から過疎地などへのUターンや I ターンを想定しているものでした。

いま、テレビなどでも話題になっている外国人ドライバーさんも、かなりの難関を突破して資格を取得しています。ドライバー不足から外国のドライバーさんも増えることでしょう。

だいぶ昔の話ですが、海外(ユーヨークなど)は、メキシコや南米などからの(道も知らない)移住者がドライバーをしていました。

こちらが道を知らないと思うと、遠まわりするドライバーもいました。

「このホテルには何回も来ているんだ!ニューヨークはよく知っているぞ」とドライバーに告げるくらいです。

しかし、80歳と言う年齢はやむを得ないと思いますが、ちまたでは免許返納の話も出ている年齢です。

新システムで事故などが起きないように思うばかりです。

私は80歳前には道志を離れて小さな車で、安全機能が充実している車にしようかと女房と話しています。今は2台ですが、1台で用が足ります。または、廃車してタクシー利用にするかも知れません。

個人タクシーを75歳から80歳にすることは異議はありませんが、いづれにしても高齢者ドライバーが増えることは間違いありません。

労働人口の減少を補うために、外国人の導入は今のご時世だと思いますが、人手不足からタクシードライバーさんのように年配者も駆り出される現状が少子化時代(労働人口不足)の日本なのでしょう。

どうする「国土交通省」です。

 

Hiro