ナカナカピエロ おきらくごくらく

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チベット死者の書

2013-03-01 20:39:42 | 日記
チベット死者の書

今日は熱はなかったが頭は熱く、ボーっとしていた。

いつものように栄養価を考えた朝食を取り(薬と昨日もらったサプリメントを服用)、しばらくは何をしていたかあまり覚えていない。家の中にずっといると、ますます症状が悪化し、体力も落ちると思い、外へ出かけ、今日の夕飯のおかずやら、明日の不動産屋さんとの確定申告の打ち合わせのための、お茶菓子や贈り物などの買い物をして、少し歩いてきた。

何もしていないと会社を休んでいる自分に自己嫌悪し、罪悪感を感じてしまう。そんな時間を読書に耽溺することで忘れようとした。「数学のかんどころ 体論、これはおもしろい」(飯高茂著)を読了。まあまあ。そして次に選んだのが「三万年の死の教え チベット「死者の書」の世界」(中沢新一著)である。

中沢新一は大学生の頃、読んだきりだ。宗教学が専攻の研究者。大学生の頃は、現代思想が流行った時代で、それこそ哲学やら、宗教やら、科学やら、政治経済やら、何やらと横断的に研究者が議論した時代だった。Meもこの流行にのってあらゆるジャンルの本を読みあさった。これが、今、役に立ってるかどうかは別として、面白くて夢中になったのは確かである。その中に中沢新一もいた。

さて、「三万年の死の教え」はそもそもNHKスペシャルの番組から生み出された本であった。本書は三部構成となっており、「第一部 「死者の書」にある風景」、「第二部 三万年の死の教え」、「第三部 カルマ・リンパの発見」からなっている。第一部は死者を弔いに行くラマ僧と弟子の会話を綴った脚本で、これを読んでMeはめちゃくちゃ衝撃を受けた。第二部、第三部は第一部を読んでしまうと、ただの薀蓄でしかない。第一部に密教の、仏教の芯の教えの手掛かりが書かれていることを確信した。

まあ端的に言えば、彼らは生と死よりもそれを超越した光なるものと一体化するため、日々死と向き合い修業するので、我々の生活とは全く違う物差しの次元で生きているというところかな。生きて死んで終わりではなく、死を乗り越えた世界を据えて彼らは生きているんだね。多分、若い頃読んでいたら、ラマ僧になりにチベットへ行きますとでも言いかねないなと思う程であるが、この歳で読むと、こういう考え方で生きる道もあるのだなっと少し人生観が広がったように思う。

こういう精神状態の時にこういう本に出会う。本との出会いとは不思議なものだと改めて思う。
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When Doves Cry

2013-03-01 00:12:58 | 日記
When Doves Cry

主治医の先生に駆け込むように予約を取り、一週間サナトリウムになりました。

主治医の先生から言われた食事療法もちゃんと行い、勧められたサプリメントも服用していたにも関わらず、ダウン。主治医の先生の悲しそうな顔を見ると、何故、自分はこうなってしまうのだろうと、落ち込み。。。そして日本では置いていないインターネットでのみ入手できる米国のサプリメントを譲っていただきました。(もちろん購入して。)本当はお仕事の方を変えてもらうのが、いいのでしょうが。。。

つい二週間前までは元気に働いていたのに、突然会社へ行けなくなり、微熱が出て、ふらふら。自分でも何が原因かもわからず、どうしていいかも分からない。。。

Meの心の中の鳩が鳴き叫ぶ。
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