ナカナカピエロ おきらくごくらく

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トポロジー

2013-03-28 00:11:07 | 日記
トポロジー

今、ホモロジーを学ぶため、トポロジーの本「トポロジー:柔らかい幾何学」(瀬山士郎著)を読んでいます。トポロジーって、皆さん御存知でしょうか。コーヒーカップとドーナッツは穴がひとつ空いているから、同じものと扱おうというのが、よくあるトポロジーの例であるが、この本を読んでいると、確かに頭の中も柔らかくないと、理解できないなあっと思い始め、今までとは、ちょっと様子が違います。

例えば、蛇のようにくねくねもつれた紐を見せられ、これはほどけるでしょうかとか、3次元ではできないけど、4次元ではできるんですとか、言われてもねえ。それをイメージするのは難しく、脳みそがゲル化。。。カカ。。。

まあ、それはそれでいいんすけどねえ。。。ケケ。。。

後記
とりあえず6章のうち2章まで読了。
「スパコンプログラミング入門」(片桐孝洋著)は3章まで読了。
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バーテンダー

2013-03-28 00:09:44 | 日記
バーテンダー

とある街に伝説のバーテンダーがいた。

席はカウンターだけ。小さなBarだったが、リーマンショックの煽りを受けて、Barも廃業に追い込まれた。

丁度、傍まで来た会社帰りの同僚二人が、「そう言えば、あのBarどうなったでしょうね。」との話になり、せっかく傍まできたから寄ってみよう、ということになり、Barに行くことになった。

二人は驚いた。そこは、何と寿司Barになっていたからだ。それにしても外見は全く前のBarと変わらなかった。中へ入ってみると、照明も薄暗く内装も全然変わっていなかった。そこに伝説のバーテンダーが立っていた。バーテンダーは礼儀正しく、いつもと変わらない様子で「いらっしゃいませ。」と言って、カウンター席に客を坐らせた。

同僚の二人は恐る恐る「ここ、本当に寿司Barなんですか。」と聞いてみた。すると伝説のバーテンダーは、「さようでございます。」と厳かな様子で答えた。

同僚二人は、少しほっとして、「じゃあ、まずお茶もらおうかな。」と言った。バーテンダーは、カクテルグラスを2つ取り出し、シェイカーに茶袋とお湯を入れて、シェイクし始めた。同僚二人は「シェイクしなくていいんだよっ!普通のお茶でいいんだよっ!」と言ったが、伝説のバーテンダーは、無言でシェーカーからカクテルグラスにお茶を入れ、「どうぞ。」と二人に差し出した。同僚二人はなすすべなく、お茶をカクテルグラスで飲まざるを得なかった。

まあいいやってことになり、一人は「俺はまぐろと、たまごと、はまちもらおうかな」と言い、もう一人は「俺はサーモンと、いかと、ぼたんえびね」と注文を出した。伝説のバーテンダーは、ものすごい勢いで、寿司をにぎり、「お待たせいたしました」と言って、カウンターの端から、矢継ぎ早にネタをのせた寿司皿を滑らせた。寿司皿は、カンカンと音を鳴らしながらも、きちんと二人の目の前で注文通りの並びで止まった。同僚二人は内心、「カーリングじゃあねえんだから。」と思ったが、口には出さずに黙って食べて、早々に寿司Barから出て行った。

もちろん、今は寿司Barも廃業になって取り壊され、別の店に変わっている。まあ、当然と言えば当然である。
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