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なぎら健壱

2013-03-18 00:02:23 | 日記
なぎら健壱

今日は姉夫婦のお誘いで神奈川近代文学館の記念イベント「なぎら健壱 トーク&ライブ ~明治大正演歌の魅力~」を見に行きました。とても感動しました!なぎら健壱って凄い人なんだあっと見直しました。

そもそも神奈川近代文学館の展示で、明治大正のストリートシンガーと題した「添田唖蝉坊・知道展」をやっており、なぎら健壱は、その当時の演歌や春歌の継承者として、呼ばれたのでした。Meは、なぎら健壱がフォークシンガーで、大ヒット曲「およげ!たいやきくん」のB面「いっぽんでも ニンジン」を歌っていたのは知っていたのですが、それ以外は全く知りませんでした。

添田唖蝉坊は知らないけど、このフレーズは聞いたことありませんか?

ラメチャタラ 
ギチョンチョンで
パイノパイノパイ♪

パリコト バナナで
フライ フライ フライ♪

Meは子供の頃、母親が歌っていたのを聞いたことがあります。そんな懐かしい曲が一杯あります。なぎら健壱は、そんな懐かしい歌を一杯歌ってくれました。それだけでなく明治大正の時代背景を交えて、歌詞の意味を色々と説明してくれ、非常にためになりました。その中で特に関心したものを一つだけ説明しましょう。

そもそも明治大正の演歌は今の演歌とは全く意味が違います。明治大正時代に近代革命として変わり行く日本の政治に異を唱え、多くの人が街頭で反対運動の演説をしては、警察に捕まった時代。警察に捕まらず、自分たちの演説を皆に聞いてほしいと、演説を歌にしたのが演歌。一番始めに、これをやったのが、かの有名な川上音二郎のオッペケペー節。時事ネタを巧みに取り入れ、時代を揶揄したものを歌にして、拍子に合わせて最後に節をつけるんです。

オッペケペー♪
オッペケペー♪
オッペケペッパペパポ♪

そうやって演説の内容を託した歌詞をチラシで配るのが演歌。だから今の演歌とは違うんです。Meはこれを聞いて非常に関心しました。添田唖蝉坊もこれを受け継いで演歌を歌った一人です。

なぎら健壱は他にも色々と教えてくれました。Meは、なんでこういう貴重な人をもっとテレビで紹介してくれないのかなあっと思いました。全然笑えないお笑い芸人に、なぎら健壱を見習えって言いたいぐらいです。これが芸なんだっと正にそう思いました。

なぎら健壱はすごい人です。ますます好きになりました。

後記
何人かの親しい人から、数学ネタがよく分からないと言われ、反応がイマイチみたいですが、許してください。これは一部の数学マニア向けに書いています。もちろん一般ピーポーにも数学に関心を、これで持ってもらえたら、とてもうれしいのですが。。。そもそもMeは決してメジャーになれない孤高のマイナー男なんです。。。カカ。。。
コメント
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